2023年09月29日10:03 公表
草花苑
事業所概要
サービス内容
利用料
従業者情報
利用者情報
その他
苦情相談窓口 | 042-559-8131 | ||
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利用者の意見を把握する取組 | 有無 | ||
開示状況 | |||
第三者評価等の実施状況(記入日前4年間の状況) |
2021/12/28 第三者評価の結果 |
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当該結果の一部の公表の同意 | |||
評価機関による講評 | 利用者一人ひとりの思いを大切にし、「草花苑にきて良かった」と思われる支援を重ねている 当事業所は多摩川の畔に在り、対岸が玉川上水の取水口で広大な自然環境の中での生活を提供している。利用者には居室担当職員の自由勤務時、マンツーマンにより外出や事業所内でその思いの実現に取り組んでいる。さらに毎月、給食懇談会とともに利用者懇談会を開催、特に食事での利用者の思いを収集し、ラーメンの日や寿司の日、出張喫茶店等々を実現、70~80%の利用者が参加し、交流も図っている。また、3者の後見人と連携し、看取り支援に入った配偶者の入所施設まで出掛け、親子水入らずの時間も提供し、大きな思い出を作っている。 •地域の会館で喫茶店を開催したり、高齢者の自宅訪問でアンケート調査を行い、地域と連携している 市や地域と連携し、隣の特別養護老人ホームとの主催で町内会館に「OriCafe & Books」(折カフェ)を開催、地域で有名なカフェや図書館とともに笑いヨガの協力も得ている。職員は送迎も行っている。また、地域の老々世帯および高齢独居世帯の訪問調査も実施、一軒一軒居宅を訪問して状況をまとめ、町会での共有化に繋げている。また、カフェは事業所でも毎月2回、出張喫茶店として協力を得、利用者はコーヒーやケーキを楽しんでいる。さらに地域には、除雪機の貸し出しや除雪の手伝いも行っている。 •業務の中での職員のボトムアップを目指した育成方法は他に類を見ない 計画も掲載したカーデックスを活用し、日常の支援の記録を記載しているが、サブマネージャー以上の職員がその記録から利用者一人ひとりのケーススタディ(事例研究)を実施、毎週心の動く記載を発表している。ヒヤリハットとケアのカンファレンスも毎日実施、利用者本位や安全に対するディスカッションも行っている。また、フロアを補佐するサブリーダーもそれぞれ3名育成、そのための担当や経験を課し、好人材づくりも行っている。新人職員の育成でも委員会から選出されたチューターが担当、自己評価も含め、育成体制を徹底している。 さらなる改善が望まれる点 •ホームページのブログや事業所内の多くの写真から、さらに多くの家族への情報発信が期待される ホームページのブログ欄やさんえんキャンプ欄を充実させ、情報を伝えている。さらに事業所では、多くの写真で利用者の様子が目からも入ってくる。また、家族には半年ごとに利用者の状況を郵送し、詳細に伝えている。そこで、これらの写真を活用し、さらに多くの人たちへの情報発信が期待され、職員間のアイデアを活かしていきたい。遠くの親戚や地域の人たち、就職を考えている人たちへも発信していきたい。 •勤務帯ごとの業務内容の見直しも一考と思われる 利用者本位の支援に向けたカンファレンスを積み重ね、フロアごとに勤務帯での業務内容を細分化、20種類以上の勤務パターンとともに曜日別での業務内容にも追及、手順書としている。その中で事業所は、3交代制も含めた勤務体制の再検討を模索している。勤務帯での難しさもあると思われるが、職員間でのディスカッション等、ボトムアップ型で模索することが期待される。多くの修正の中で決定していきたい。 •看取り支援体制に関してのディスカッションの場も必要と思われる 事業所では家族と同意の上で終末期支援を丁寧に行い、厳かな最期を看取っている。そのための研修も毎年実施し、職員の育成にも努めている。地域柄、夜間等の緊急時に素早い対応が出来る医療機関の確保が難しく、利用者の状態に応じての支援にとどまっている。昨今は、医療的な処置も含めて看取り支援を希望する家族が多いものと思われる。少なくとも、看取り支援を行う事業所として「西多摩特養ガイド」に登録できるまでの医療連携等が期待される。 このページの一番上へ 事業者が特に力を入れている取り組み 現役学生に向けた「さんえんキャンプ」が介護への意識の向上に繋がっている 別法人の特別養護老人ホームと連携し、新卒職員の確保や介護のやりがい・感動・働く素晴らしさを伝えるための交流の場「さんえんキャンプ」を開催している。若手の職員が中心となり、外出等の介護体験や交流会等、学生とのコミュニケーションを深めている。学生や専門学校等からの理解が得られ、連続での開催に至り、準備や交流、さらにまとめた結果の発表等々、職員の意識の向上に繋げられている。体験学習では利用者への支援の幅も広がり、学生へのインパクトも高めている。全国老人福祉施設研修会議での発表で賞も頂いている。 ヒヤリハットカンファレンスや防災訓練等で利用者の安全の確保に力を入れている 緊急時での対応として緊急連絡網を整備し、毎年度初めに更新している。また、防災訓練は毎月場面ごとに実施し、委員会と連携している。さらにヒヤリハットを収集し、1両日中にカンファレンスを開催、利用者の安全に向けた検証を行っている。また、ヒヤリハットは昨年度、378回カンファレンスを開催し、半期ごとに事例集も作成、職員間で共有している。 毎年自己評価や研修で、不適切支援の振り返りを行っている 毎年サービスマナーアンケートや不適切ケアアンケートを実施し、自己評価および全体の集計、さらに不適切ケア研修を開催している。特に不適切ケアに関しては、振り返りでの再確認を徹底し、職員一人ひとりのセルフコントロールにも繋げている。さらにチームワークとして、職員間での連携した支援を視野にし、利用者一人ひとりの尊厳を尊重した支援に向けている。 |
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事業所のコメント | まずはホームページ全体のリニューアルが必要。そこに、豊富にある日常生活でのスナップ写真等を活用し、さらに多くの人たちへの情報発信が期待できる、職員間のアイデアを生かしていきたい。遠くの親戚や地域の人達、就職を考えている人たちへも発信したい。 3交代制も含めた勤務体制の再検討を模索している。勤務帯での難しさもあると思われるが、職員間でのディスカッション等、ボトムアップ型で模索していく予定、単年度では困難なので複数年度での課題となる。 3交代制も含めた勤務体制の再検討を模索している。勤務帯での難しさもあると思われるが、職員間でのディスカッション等、ボトムアップ型で模索していく予定、単年度では困難なので複数年度での課題となる。 |
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