2023年11月16日09:58 公表
岩下病院老人デイサービスひまわり
サービスの内容に関する写真
受け入れ可能人数
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受け入れ可能人数/最大受け入れ人数
9/26人 -
最大受け入れ人数26人中、現在の受け入れ可能人数9人です。
(2023年10月20日時点)
サービスの内容に関する自由記述
◆令和5年度より「認知機能低下予防メソッド:シナプソロジー」を導入しました。
2025年問題という言葉を耳にしたことはありますか?いわゆる「団塊の世代」800万人全員が75歳以上、つまり後期高齢者となり超高齢社会が訪れることで生じるさまざまな影響
のことを言います。
ひまわりでは、事業所の基礎となる強みに、これからの社会に求められる認知機能の低下予防に力を入れた運営を目的に、シナプソロジーを令和5年度より導入いたしました。
・シナプソロジーとは・・・
「二つの事を同時に行う」「左右で違う動きをする」といった普段慣れない動きで脳を適度に混乱させ、認知機能を向上させます。
《できること》を目的としていないため、見ているだけ、何かしらの反応をしているだけでも脳に刺激が得られます。
また、シナプソロジーは、実施する時間によって期待できる効果が異なります。
①来所直後・・・利用者様の脳を覚醒し、意欲を高めることで1日を自発的に行えるようにしていきます。
自発的になることで、機能訓練を積極的に参加し効果も高まることが期待できます。
②昼食後に・・・傾眠傾向にある方に行うことで、昼夜逆転生活を防ぐことが期待できます。
③おやつ前に・・・利用者様同士で楽しんで交流する事を目的にしています。
お話しや活動を一緒にする相手が増えることで、より充実した生活が送ることも期待できます。
④お帰り前に・・・活動的な気持ちになって、家に帰ってから楽しい気分になっていただくことが期待できます。
ただし、夜に向けて静かに過ごせるように、あまり激しい種目は避ける必要があります。
・シナプソロジーコーポレートインストラクターについて(インストラクター:管理者・松﨑)
インストラクターは、脳の概基礎知識と神経伝達の仕組み、構造と働き、シナプソロジーの科学的効果、グループ指導、疾患による対象者別モディフィケーション、
シナプソロジーの展開を考えるなどを学び、実施効果を知るための利用者様の変化を捉える技術を修了しています。
◆最後に・・・
デイサービスひまわりでは、<健康長寿に大切な3つの柱>を大切にしています。
①栄養(食・口腔機能)
②運動
③社会参加
の、3つの柱は、お互いに影響し合っています。どれか1つだけをすればいいというものではありません。
3つの柱をうまくリンクさせて自分の生活サイクルに組み入れていくことが大切です。
(詳細↓)
①母体となる病院給食科の管理栄養士がバランスの摂れた献立をたて、糖尿病食や胆石食等の特別食にも対応しています。
②健康器具を使用して、身体を維持できるようにしています。機能訓練指導員による一人ひとりの身体に合わせた機能訓練を行っています。
③社会参加
活動:レクリエーションを充実させ、「からだ」「脳」の活性化を図ります。
環境:大きな窓から明る光が差し込むフロアー。畳やソファーでくつろぎ、体を休めることができます。
喜び生きがい:役割をもつことによる生きがいを感じ、「あなたらしく生活していく」ことでご家族の方と一緒に喜びを感じていきましょう。
サービスの質の向上に向けた取組
法定研修に加え、自分の弱い所を補えるように職員の希望する研修を受講できる体制を取っています。
また、研修受講後は、職員勉強会を開催し実際に当事業所における課題を抽出し目標を達成できるような、「目標達成シート」を活用し、評価を行っています。
前年令和4年度より、階層別研修の重要性から職員への周知を開始し、今年度2名の職員が研修を修了しました。
「福祉サービスの倫理と基本倫理の理解やチームワークのあり方を学び、自分のありたい姿や目指す方向への第一歩になりました。」と受講者より嬉しい声を聴くことが出来ました。
令和5年度研修実績
●群馬県社会福祉協議会:階層別研修
・介護福祉職員キャリアパス対応生涯研修課程「中堅職員コース」
・介護福祉職員キャリアパス対応生涯研修課程「チームリーダーコース」
●介護労働安定センター:介護労働者雇用管理責任者講習
●群馬県食品衛生協会:食品衛生責任者養成講習会
●群馬県社会福祉事業団研修指導センター
・チームケアのためのコミュニケーション講座
・はじめてのアンガーマネジメント講座
・介護事業所における看護師の役割
・家族の思いを支える講座
・緊急時の対応
- 取組に関係するホームページURL
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医療法人 岩下会
https://www.iwashita-hospital.com
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医療法人 岩下会
賃金改善以外で取り組んでいる処遇改善の内容
- 入職促進に向けた取組
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- 他産業からの転職者、主婦層、中高年齢者等、経験者・有資格者等にこだわらない幅広い採用の仕組みの構築
- 資質の向上やキャリアアップに向けた支援
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- 働きながら介護福祉士取得を目指す者に対する実務者研修受講支援や、より専門性の高い介護技術を取得しようとする者に対する喀痰吸引、認知症ケア、サービス提供責任者研修、中堅職員に対するマネジメント研修の受講支援等
- 両立支援・多様な働き方の推進
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- 子育てや家族等の介護等と仕事の両立を目指す者のための休業制度等の充実、事業所内託児施設の整備
- 有給休暇が取得しやすい環境の整備
- 腰痛を含む心身の健康管理
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- 短時間勤務労働者等も受診可能な健康診断・ストレスチェックや、従業員のための休憩室の設置等健康管理対策の実施
- 事故・トラブルへの対応マニュアル等の作成等の体制の整備
- 生産性向上のための業務改善の取組
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- タブレット端末やインカム等のICT活用や見守り機器等の介護ロボットやセンサー等の導入による業務量の縮減
- 5S活動(業務管理の手法の1つ。整理・整頓・清掃・清潔・躾の頭文字をとったもの)等の実践による職場環境の整備
- やりがい・働きがいの醸成
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- ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の介護職員の気づきを踏まえた勤務環境やケア内容の改善
- 地域包括ケアの一員としてのモチベーション向上に資する、地域の児童・生徒や住民との交流の実施
- 利用者本位のケア方針など介護保険や法人の理念等を定期的に学ぶ機会の提供
- ケアの好事例や、利用者やその家族からの謝意等の情報を共有する機会の提供
併設されているサービス
建物2階には認知症対応型共同生活介護の事業所があります。
保険外の利用料等に関する自由記述
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従業員の情報
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従業員の男女比
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従業員の年齢構成
従業員の特色に関する自由記述
・デイサービスの職員は、介護福祉士・看護師などの資格の他、認知症ケアに関わる各種資格取得のための個々のスキルアップを図っています。
職員個々のスキルアップの必要性やその実践を活かそうとする意識の高い職員がそろっていることが特色と言えます。
・主任を中心に話し合いながら支援方法を考え、それぞれが責任を持って、協力しながら業務にあたっています。
・職員それぞれの持ち味(強み)があり、個々の目標に向かって努力をしていることや、欠点を改善しようと気をつけている様子も見受けられます。
利用者の情報
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利用者の男女比
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利用者の年齢構成
利用者の特色に関する自由記述
・利用者様は、出来る事または好きな事は積極的に取り組んでいただいています。
例えば、食器洗いや洗濯物畳み・テーブル拭きなどは、ご自身の日常生活でも行っている方が多く、事業所でも同様に実践していただいています。
調理が得意な方には、手作りおやつの際に下準備なども積極的に参加してくださいます。
・今年度から導入した、「シナプソロジー」への興味も大変あり、積極的に楽しく参加されています。