2025年08月29日14:28 公表
特別養護老人ホーム フジホーム
空き人数
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空き数/定員
1/100人 -
定員100人中、現在の空き数1人です。
(2025年09月09日時点)
サービスの内容に関する自由記述
開設は1965年され、2001年11月に改築された際に多床室14室、個室50室と個々の生活にも配慮された環境となりました。個室が大半ということもあり、新型コロナウイルスが5類となった後、地域でもいち早く対面式の面会を再開しております。ご利用者、ご家族には安心感が生まれ、施設側としてはご家族と対面でご本人の状態を伝えることで信頼関係が築きやすくなり、開かれた施設運営につながると考えています。これからも家族と共に介護を考えられる、やさしく安心感のある施設を目指していまいります。クラブや季節に応じた行事に参加していただき楽しみが持てるよう支援しています。現在、ボランティアの活動を再開し茶道クラブ、華道クラブを開催しています。今後、コロナ禍で中止となってしまったレクリエーションの再開も検討予定です。
また、お食事が食べられなくなった時にも、最後まで住み慣れた場所で過ごすことができるよう看取りケアも行っており、毎年10名程の利用者を支援しています。
自立支援を意識し、利用者の人権を尊重する自己決定に配慮したケアを目指し、フジホームが地域の一員として共に福祉を考え開かれた施設であると共に、専門性と思いやりを基本としたケアができるよう研鑽してまいります。
サービスの質の向上に向けた取組
年間の研修計画に基づいた職員への施設内研修をはじめ、法人全体で行う外部研修等を行う等、ひとりひとりの職員がサービス向上に向けた自己研鑽を図っています。また、施設内の排泄・入浴・口腔ケア等の介助を職員数名の係・委員会活動として考え、より良いケアを発信するなどの取り組みを行っています。
R6年度はオムツ業者に依頼し、おむつの当て方の研修を開催したり、併設医療機関よりPTの方を呼びポジショニングについて講習も開催しました。
賃金改善以外で取り組んでいる処遇改善の内容
- 入職促進に向けた取組
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- 法人や事業所の経営理念やケア方針・人材育成方針、その実現のための施策・仕組みなどの明確化
- 事業者の共同による採用・人事ローテーション・研修のための制度構築
- 他産業からの転職者、主婦層、中高年齢者等、経験者・有資格者等にこだわらない幅広い採用の仕組みの構築(採用の実績でも可)
- 職業体験の受入れや地域行事への参加や主催等による職業魅力度向上の取組の実施
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法人全体の研修や、法人の高齢関係施設が合同で行う研修などがあります。
令和6年度は、2名の他職種の方を正規職員として採用しました。
地域の中学生を職場体験として受け入れています。
- 資質の向上やキャリアアップに向けた支援
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- 働きながら介護福祉士取得を目指す者に対する実務者研修受講支援や、より専門性の高い介護技術を取得しようとする者に対するユニットリーダー研修、ファーストステップ研修、喀痰吸引、認知症ケア、サービス提供責任者研修、中堅職員に対するマネジメント研修の受講支援等
- エルダー・メンター(仕事やメンタル面のサポート等をする担当者)制度等導入
令和6年度は、介護職員2名が喀痰吸引の資格を取得しました。
新人職員には、担当職員がつき、習熟度を確認しながらOJTを実施しています。
- 両立支援・多様な働き方の推進
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- 子育てや家族等の介護等と仕事の両立を目指す者のための休業制度等の充実、事業所内託児施設の整備
- 職員の事情等の状況に応じた勤務シフトや短時間正規職員制度の導入、職員の希望に即した非正規職員から正規職員への転換の制度等の整備
- 有給休暇の取得促進のため、情報共有や複数担当制等により、業務の属人化の解消、業務配分の偏りの解消を行っている
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- 腰痛を含む心身の健康管理
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- 業務や福利厚生制度、メンタルヘルス等の職員相談窓口の設置等相談体制の充実
- 短時間勤務労働者等も受診可能な健康診断・ストレスチェックや、従業員のための休憩室の設置等健康管理対策の実施
- 介護職員の身体の負担軽減のための介護技術の修得支援、職員に対する腰痛対策の研修、管理者に対する雇用管理改善の研修等の実施
- 事故・トラブルへの対応マニュアル等の作成等の体制の整備
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- 生産性向上(業務改善及び働く環境改善)のための取組
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- 5S活動(業務管理の手法の1つ。整理・整頓・清掃・清潔・躾の頭文字をとったもの)等の実践による職場環境の整備を行っている
- 業務手順書の作成や、記録・報告様式の工夫等による情報共有や作業負担の軽減を行っている
- 介護ソフト(記録、情報共有、請求業務転記が不要なもの。)、情報端末(タブレット端末、スマートフォン端末等)の導入
- 介護ロボット(見守り支援、移乗支援、移動支援、排泄支援、入浴支援、介護業務支援等)又はインカム等の職員間の連絡調整の迅速化に資するICT機器(ビジネスチャットツール含む)の導入
- 業務内容の明確化と役割分担を行い、介護職員がケアに集中できる環境を整備。特に、間接業務(食事等の準備や片付け、清掃、ベッドメイク、ゴミ捨て等)がある場合は、いわゆる介護助手等の活用や外注等で担うなど、役割の見直しやシフトの組み換え等を行う
- 各種委員会の共同設置、各種指針・計画の共同策定、物品の共同購入等の事務処理部門の集約、共同で行うICTインフラの整備、人事管理システムや福利厚生システム等の共通化等、協働化を通じた職場環境の改善に向けた取組の実施
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清掃、リネン交換は外部委託し、介護職が介護に集中できる環境となるよう取り組んでいる。
法人の規模を活かし、オムツの共同購入や物品の共同購入などに取り組んでいる。
- やりがい・働きがいの醸成
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- ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の介護職員の気づきを踏まえた勤務環境やケア内容の改善
- 地域包括ケアの一員としてのモチベーション向上に資する、地域の児童・生徒や住民との交流の実施
- 利用者本位のケア方針など介護保険や法人の理念等を定期的に学ぶ機会の提供
- ケアの好事例や、利用者やその家族からの謝意等の情報を共有する機会の提供
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併設されているサービス
デイサービス、居宅介護支援事業所
保険外の利用料等に関する自由記述
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従業員の情報
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従業員の男女比
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従業員の年齢構成
従業員の特色に関する自由記述
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利用者の情報
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利用者の男女比
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利用者の年齢構成
利用者の特色に関する自由記述
フジホームは昭島市の方の利用が最も多いです。施設が建っている周辺の保育園、病院を含めて昭和郷とよばれておりますが、若いころに子供を保育園に入れていた、隣接する病院に長く通院していたなど、昭和郷の土地になじみがある方が多く利用されています。また、昭島市以外の地域からも多数のお申し込みもあり、令和7年7月現在待機者の数はおおよそ300件です。利用者の年齢の平均は87歳です。「在宅で介護が困難である」「経済的に困難」など入所理由は様々です。近年では医療的ニーズの必要な方(尿道カテーテル、経管栄養等)の申し込みも多く、当施設ではできる範囲で受け入れています。