• 空き数/定員
  0/50人
• 定員50人中、現在の空き数0人です。
  （2025年05月01日時点）

当施設では看取り介護を推進しております。平成１６年より行っておりますが、昨年度は退所者１１名に対し、１０名の方を看取らせて頂きました。また、通夜、お別れ会を施設１階交流ロビーにて行うことにより、最期の時間を共に過ごされた入所の方々や施設職員一同で、お見送りをしております。看取り介護を始めた当初は、職員に不安が強くあり、ご利用者の最期の大切な時間を受け止めることを難しく感じることもありました。しかし、特養全体で学習会を繰り返し行うことにより、今では職員はご利用者、ご家族にパールを最期の場所と選んでいただいた時には、大変有難く、うれしく思っております。これからも安心して、最期を迎えて頂けるよう、施設全体で邁進して参ります。

利用者担当をグループ化し、グループ内で情報共有しながら「その人らしく」生活して頂けるよう皆で意見を出し合って改善を行っています。サービス担当者会議では、介護支援専門員をはじめ、介護職、機能訓練士、管理栄養士、生活相談員、看護師、医師、施設長が集まり情報共有を行い、サービス向上に努めています。

-

社会福祉法人パールは、「特養・ショート」「通所介護」「訪問介護」「訪問看護」「居宅介護支援」「地域包括支援センター」「配食サービス」「キッチンパール（地域に開いた食堂）」「パラキャブ」「障害者訪問介護」「社活研」「福祉用具総合センター」といった複合施設になっています。
私達は、ご利用者に住み慣れた地域で安心して生活頂けるよう努めております。在宅サービスから施設サービスへと一貫したサービスを行い、また同じ組織の職員が対応することにより、環境の変化が少なく、より安心感を得て頂いております。特養で看取り介護を行うことが出来ているのは、在宅サービス利用時からの信頼関係も大きく、ご家族より特養入所の際より「最期までパールで看て欲しい」とのお言葉も頂いております。

-

職員のスローガンに「やさしい気持ち、いつも元気で笑顔」を掲げ、職場全体が明るい雰囲気になるよう全員が心掛けています。
フロア入口にある職員の顔写真は、素敵な表情で写っていますので、是非来所の折には観て下さい。

2017年度の平均介護度が4.5へと上がっており重介護の方が増えてきております。一人ひとりの生活スタイルを尊重し、施設の中でも「その人らしく」生活できるように職員間で話し合いながらサービス提供させて頂いております。