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東京都

偕楽園ホーム

記入日:2025年09月22日
介護サービスの種類
介護老人福祉施設
所在地
〒192-0005 東京都八王子市宮下町983番地 
連絡先
Tel:042-691-2830/Fax:042-691-8288

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事業所概要

運営方針 次ぎのことを法人の「理念及び品質方針」としている。

理  念
安心・安全・愛情

品質方針

一 私たちは、関係法令・規準を遵守し、コンプライアンスを尊重した運営を行います。

一 私たちは、ご利用者が個人の意思と可能性が尊重され、自立したその人らしい生活を、地域社会で営むことができるよう、援助します。

一 私たちは、事業の高い公共性と倫理性を自覚し、開かれた施設運営と経営の透明性に努めます。

一 私たちは、地域社会への貢献と共生に努めます。

一 私たちは、広い視野とプロフェッショナルとしての専門性を高めるため、研鑽と努力を惜しまず、常に介護サービスのあるべき姿を提示します。

一 私たちは、一誠会へ寄せられる貴重なご意見、ご批判などを真摯に受け止め、品質マネジメントシステムの有効性を継続的に改善し、常に成長し変化し続けながら、一貫した高品質のサービスを提供する一誠会ブランドを構築します。

令和7年度の目指すこととしての重点事項(要旨-詳細は「令和7年度事業計画書」に記載)
令和7(2025)年度 重点目標

1.創意工夫の財務活動~知恵を絞り出す経営(Using Wisdom to Squeeze Out )のための財務戦略~
<本項の着眼点>
本項では、令和7年度(2025年度)の介護保険制度および介護報酬改定の2年目における取り組みを通じ、確実な加算算定の実施と予算達成を図るとともに、中長期的な財務戦略を進める必要性について述べます。
第9期介護保険計画において「介護人材確保」および「介護現場の生産性向上」が重点課題として掲げられていることから、当法人では科学的介護の推進と生産性向上に取り組み、特別養護老人ホームや地域密着型特別養護老人ホーム、看護小規模多機能型居宅介護、グループホームなどで現在算定している「生産性向上推進体制加算Ⅱ」から、上位の「加算Ⅰ」の算定を目指して要件を達成する取り組みを進めます。
また、パナソニック創業者・松下幸之助氏の「少ない労力で大きな成果を上げる努力も尊い」という言葉に倣い、働き方や業務の創意工夫を行い、残業時間の適正化を目指すとともに、品質管理室による業務手順の整備や各部署での無駄や非効率な作業の見直しを通じて、翌年度の「ワークライフバランス認定企業」への申請を目指します。
さらに、経営人事戦略検討会議では、各事業の収支分析を毎年度の課題としており、福祉会計サービスセンターの研修カリキュラムを活用して部長以上の経営層が多角的な分析能力を高め、支出削減や収益向上に向けた経営改善策を模索し、予算目標達成を図ります。同時に、おむつやリネン、清掃、給食委託に関する業者選定をスケジュールに基づいて進め、見積もりの精査や契約条件の改善を法人本部と管理課が主体となって実施し、費用対効果を最大化する契約内容を検討します。
また、令和6年度の課題抽出報告書に基づき年度目標を策定し、八王子市高齢者在宅サービスセンター中野および高齢者世帯付住宅(シルバーピア)の補助金を含めた法人全体収入が13億円を超えることを見込むとともに、配食サービスなど地域公益事業の赤字分を含んだ上で、全事業において60,000,000円以上の当期活動増減差額、45,000,000円の施設整備などの積立金を目指します。
さらに、経営において、人件費率は重要な指標の一つです。なぜなら、適切な人件費率を把握し、管理することは、組織の収益性と持続可能性を左右するからです。厚生労働省が公表している介護事業の収支実態調査によると、人件費比率は、人件費のみの場合は、50~60%程度、委託費を含めた場合には60~70%未満程度とされています。しかし、令和6年度12月までの実績では74%に達しており、これまでで最も低かった令和元年度の61.7%を目指し段階的に引き下げる必要があります。そのため、平成29年度や令和2年度の67%という水準を目安に、計画的な削減を進めることが求められています。
これらの取り組みを通じ、「生産性向上」「人材確保」「コスト削減」といった介護業界全体が直面する共通課題に対応し、利用者に質の高いサービスを提供すると同時に、限られた財源と人材を有効活用し、地域社会や関係機関と連携した持続可能な介護サービスの提供につなげることを目指します。

2.介護サービス根幹の強化と続・介護の生産性の向上~知恵を絞り出す経営(Using Wisdom to Squeeze Out )のためのサービス戦略~
<本項の着眼点>
本項では、介護サービスの基盤を強化するため、次の取り組みを進めます。
まず、京セラ設立者の稲盛和夫氏の「中小企業が多角的に成功する秘訣は、まず得意技を持ち徹底的に磨くこと」という言葉を参考に、一誠会の各事業においても特徴的なサービスを磨き、競争力を高めます。
具体的には、偕楽園ホーム(45年目)、初音の杜(13年目)、第二偕楽園ホーム(7年目)において、利用者が快適に過ごせる環境を整えるため、全職員が協力して美化活動に取り組みます。この活動を通じて職員間のコミュニケーションを活性化し、職場環境の向上に繋げるとともに、「古くてもきれいである」施設づくりを徹底します。
この取り組みは、特別養護老人ホームやデイサービス、グループホーム、看護小規模多機能型居宅介護、高齢者あんしん相談センターなど、当法人が運営する全施設で実施します。
また、美化活動を評価する表彰制度を導入し、安全衛生委員会、研修委員会、認知症ケア向上委員会、生産性向上委員会、安全管理部門など各委員会が、それぞれの取り組みを表彰基準に基づいて評価し、職員会議で表彰を行います。
一方で、利用者の希望に応じた個別ケアの充実を図り、特別養護老人ホームやグループホームにおいて外出支援を推進します。さらに、認知症対応の専門施設として、困難な症状を持つ利用者の受け入れを工夫し、短期入所やデイサービスでの柔軟な対応を進めます。
生産性向上委員会と協力し、偕楽園ホーム介護課では腰痛予防や利用者の拘縮予防を目的に、複数年計画でノーリフトケア(リフト機器を使用した移乗介助)を導入し、補助金を活用しながらリフトの計画的な設置を進めます。
さらに、八王子市高齢者在宅サービスセンター中野および高齢者世帯付住宅(シルバーピア)では、地域への認知を広める活動を継続し、増収と経費削減に取り組むことで黒字化を目指します。
また、防犯対策やリスクマネジメントの一環として、防犯カメラの設置を管理課や事業所長と連携して進めます。
広報委員会では、ターゲットを明確に定め、SNSやホームページを活用したリクルートに特化した情報発信を強化します。安全管理部門では、リスクの発生頻度や影響を分析し、リスク管理の強化を図ります。
感染症対策委員会と災害対策委員会では、BCP(事業継続計画)の更新と訓練の実施を進めます。これらの取り組みを通じて、介護サービスの質の向上と経営の安定化を図り、令和6年度の課題抽出報告書に基づいた年度目標を策定し、組織全体で達成を目指します。

3.働きやすい職場環境づくりと人材育成~経営知恵を絞り出す経営(Using Wisdom to Squeeze Out )のための人材確保・育成戦略~
<本項の着眼点>
本項では、離職率の低下や研修の充実、人材育成を通じて職員が安心して働ける環境を整え、全職員が役割を持ち、その体験から成長を実現することをテーマとします。
幕末の思想家である吉田松陰の「役割が人を作る」という言葉が示すように、役割を明確にし、責任を持って取り組むことで人は成長すると考えます。
これを実現するため、介護現場における利用者担当、クラブ活動、委員会、行事、研修、チューター制度、研究発表など、職員の役割分担を見直し、すべての職員が役割を果たせるよう可視化を進めます。
また、役職者が次世代の人材育成を意識できるよう、研修委員会と管理課が連携して業務ラダーを整備し、各職員がどの資格を取得し、どの研修を受けるべきか、またどのような活動を行うべきかを明確にします。
さらに、法人内での自己啓発として資格取得を奨励し、取得者を適材適所に配置することで、サービス提供強化加算を算定可能な事業所の拡大とサービス向上を図ります。この資格取得および配置の管理は、管理課と研修委員会が担います。
次に、職場における心理的安全性を高めるため、会議やミーティングを職員同士が意見を出し合い、価値観を共有できる場とすることを目指します。そのため、柏崎市の「会議の進め方ガイドライン」を参考に、品質管理室、職員会議、経営幹部会議(MR)などを通じて会議の進行方法を改善し、より建設的で効率的な会議運営を実現します。
また、新人職員が入職した際の早期離職を防ぎ、定着率を向上させるために、チューター制度をさらに機能させる取り組みを行います。具体的には、チューター制度のルールや心得を明確化し、マニュアルを新人研修プログラムに組み込むことで、新人職員が安心して働ける体制を構築します。
これらの取り組みを通じて、職員が成長を実感できる環境を整備し、働きがいのある職場づくりを進めてまいります。

その他
昨年度未達成の重点目標は引き続き課題として位置付け、各部署で達成に取り組みます。
事業開始年月日 1980/03/01
協力医療機関  新谷医院 右田病院

サービス内容

サービスの特色  品質国際規格ISO9001認証取得により、継続的改善を図り、質の高い介護サービスを提供しています。ご利用者に安心して安全に過ごしていただくための援助を実施。それとともに、五感を刺激する環境を整備。施設内の観葉植物・アクアリウム等を配置。施設で生活する猫・ウサギ・亀・ウーパールーパー・メダカ・熱帯魚などはアニマルセラピーの役割を果たしています。個別ケアと生活の質の尊重、家庭的なサービス、グループケアの取り組み、集団機能訓練を含む個別機能訓練の活性化、看取り介護の実施、口腔ケアの充実、喫煙・飲酒・喫茶の機会、クラブ・グループ活動、行事への参加、買物外出、地域行事への参加等、ボランティアの皆さまの協力も得てあたたかな雰囲気のなか、楽しんでいただけるように心がけております。嘱託医師や訪問歯科医師の診療の希望にも応じられるように取り組んでいます。食事作りは、嚥下・健康状態、嗜好に配慮し、個別の内容に応じられるよう努め、おやつや行事食は視覚的にも楽しんでいただけるよう取り組んでいます。
リハビリテーション実施の有無  あり

設備の状況

ユニット型居室の有無  なし
居室の状況 個室
2人部屋 16.626㎡
2室
3人部屋
4人部屋 33.12㎡
24室
5人部屋以上
消火設備の有無  あり

利用料

食費とその算定方法  1日1710円。第1・2・3階層は補足給付で軽減される。食材費及び調理に係わる費用相当額で厚生労働省による基準費用額。
第1段階300円 第2段階390円 第3段階①650円 第3段階②1310円 第4段階1,710円
居住費とその算定方法  第1段階は免除、第2~第3段階430円、光熱水道費に係わる費用相当額で厚生労働省による基準費用額としては室料相当分も加わえ第4段階915円。
利用者負担軽減制度の有無  あり

従業者情報

総従業者数  67人
看護職員数 常勤 1人
非常勤 3人
看護職員の退職者数  常勤 2人
非常勤 2人
介護職員数 常勤 24人
非常勤 18人
介護職員の退職者数  常勤 3人
非常勤 5人
経験年数5年以上の介護職員の割合 50%

利用者情報

入所定員
 ※<>内の数値は都道府県平均 
100人<89.8人>
入所者の平均年齢 84.8歳
入所者の男女別人数 男性:18人
女性:78人
要介護度別入所者数 要介護1 0人
要介護2 0人
要介護3 15人
要介護4 50人
要介護5 31人
昨年度の退所者数  22人
入所者の平均的な入所日数  1,580日
待機者数  100人

その他

苦情相談窓口  042-691-2830
利用者の意見を把握する取組  有無 あり
開示状況 あり
第三者評価等の実施状況(記入日前4年間の状況)  あり
2025/3/31
第三者評価の結果 第三者評価の結果
当該結果の一部の公表の同意 あり
評価機関による講評
事業所のコメント
損害賠償保険の加入  あり
法人等が実施するサービス
(または、同一敷地で実施するサービスを掲載)
訪問介護
訪問看護
通所介護
短期入所生活介護
定期巡回・随時対応型訪問介護看護
夜間対応型訪問介護
地域密着型通所介護
認知症対応型通所介護
認知症対応型共同生活介護
地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
看護小規模多機能型居宅介護(複合型サービス)
居宅介護支援
介護予防短期入所生活介護
介護予防認知症対応型通所介護
介護予防認知症対応型共同生活介護
介護老人福祉施設
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