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神奈川県

一織庵瀬谷町

記入日:2023年09月14日
介護サービスの種類
地域密着型通所介護
所在地
〒246-0015 神奈川県横浜市瀬谷区本郷4-26-3 
連絡先
Tel:045-520-3867/Fax:045-520-3968
※このページは事業所の責任にて公表している情報です。

受け入れ可能人数

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サービスの内容に関する自由記述

一織庵は、「お泊まり付きデイサービス」として、地域の高齢者とそのご家族の暮らしに寄り添い、日々の安心と自立を支えるサービスを提供しています。従来のデイサービスの枠にとどまらず、「自分らしい生活の継続」をテーマに、24時間365日体制での支援を行っている点が当施設の大きな特徴です。

まず、日中のサービスでは、利用者さま一人ひとりに合わせた個別対応を重視しています。利用者さまの生活習慣や身体機能、認知状態、これまでの人生背景に寄り添いながら、「その人らしく」過ごしていただけるよう配慮しています。特に、生活リハビリに力を入れており、日常生活の中で自然に身体を動かし、機能の維持・向上を目指す支援を行っています。

入浴介助については、他職員によるマンツーマン対応を基本とし、プライバシーと安心感を大切にしています。身体状況に応じた丁寧なサポートはもちろん、入浴時間もできる限り利用者さまのペースに合わせて設定するなど、細やかな配慮を欠かしません。入浴は心身の清潔を保つだけでなく、精神的にも大きな癒しとなるため、安心して入浴できる環境づくりに努めています。

送迎サービスにおいても、一織庵は柔軟な対応を実現しています。ご家庭の都合や利用者さまの体調に合わせて時間帯を調整できる体制を整え、無理のない通所が可能となっています。通所時の不安を軽減し、施設とご家庭との連携をよりスムーズに行うための工夫として、多くのご家族から好評をいただいています。

また、認知症をお持ちの方への対応も、一織庵の強みのひとつです。利用者さまの言動や感情に寄り添いながら、混乱や不安を最小限に抑える個別対応を行っています。顔なじみの職員が対応することで安心感を持って過ごしていただき、認知症があっても尊厳を保った生活を支援します。

さらに、一織庵では介護保険サービスに加えて、自費によるサービスも提供しています。通常のデイサービスでは対応が難しいニーズや、ご家族の一時的な事情などに応じて、低価格で柔軟に利用できるよう設定しています。たとえば、急な外出や不在時に対応できる「お泊まりサービス」もそのひとつです。施設内に宿泊いただくことで、夜間の見守りや介助が必要な方にも安心してご利用いただける環境を整えています。

このように、昼夜問わず必要に応じて利用できるサービス体制は、多様化する介護ニーズへの対応において非常に重要な要素となっています。一織庵では、こうした24時間365日対応の仕組みを活かし、ご家族や利用者さまの想いを最大限に尊重したケアの提供を行っています。

私たちは、単なる「サービスの提供者」ではなく、利用者さまやそのご家族の生活を支える「パートナー」でありたいと考えています。そのため、常に現場の声に耳を傾け、柔軟かつ真心を込めた対応を心がけています。一織庵のサービスは、施設という枠を超えた「生活の場」としての役割を担っているのです。

サービスの質の向上に向けた取組

一織庵では、利用者さまが安心・安全にサービスをご利用いただける環境を維持することが、質の高い介護サービスを提供するうえで最も重要であると考えております。そのため、感染症の予防対策や非常時に備えたBCP(業務継続計画)の策定・訓練など、日々の業務に加えて継続的な体制強化に取り組んでいます。

まず、感染症対策については、新型コロナウイルス感染症やインフルエンザをはじめとする感染症の予防とまん延防止のため、施設全体で徹底した衛生管理を行っています。具体的には、手洗いやうがい、マスクの着用、施設内の定期的な換気や消毒の徹底、体温や体調のチェックを日常的に実施しています。また、感染症が疑われる場合の対応フローや、発症時のゾーニング・隔離対応などもマニュアル化し、職員全員が共有しています。

これらの対策を実効性のあるものとするために、施設内には感染症対策委員会を設置し、定期的な会議を通じて最新の知見や法令の改定状況を確認・反映しています。委員会では、日々の感染対策の状況をチェックするとともに、発生時の対応訓練やケーススタディなども実施し、現場力の向上を図っています。これにより、利用者さまだけでなく、ご家族や職員自身の安全確保にもつなげています。

さらに、災害時や感染症による施設機能の制限が生じた場合にも、サービスの継続を可能とするため、BCP(Business Continuity Plan:業務継続計画)の策定と運用にも力を入れています。近年では自然災害の多発や感染症の長期化といった社会的リスクが増加しており、平常時からの備えがますます重要になっています。

一織庵では、BCP策定にあたり、施設の立地や設備、職員の人数、ご利用者さまの介護度や医療的ケアの有無などを踏まえたうえで、必要な物資の備蓄、代替職員の確保、外部支援機関との連携体制の確認などを行っています。また、災害時に必要となる情報の一元管理や安否確認体制の確立も進めており、有事の際に混乱を最小限に抑えられるような運用マニュアルを整備しています。

加えて、これらの計画や体制は書面上の整備にとどまらず、実際の対応力を高めるために、定期的な訓練を実施しています。感染症のまん延時を想定したシミュレーションや、停電・断水・避難といった災害時の対応訓練を通じて、職員一人ひとりが状況に応じた判断と行動ができるようにしています。訓練後には振り返りを行い、課題や改善点を委員会で共有・検討し、次の対策につなげています。

このように、一織庵では「平常時からの準備」と「継続的な見直し・訓練」を通じて、サービスの質の維持・向上を図っています。利用者さまにとっての「日常」が安全で安心できるものであり続けるために、今後もこうした取り組みを継続し、進化させてまいります。

賃金改善以外で取り組んでいる処遇改善の内容

入職促進に向けた取組
  • 法人や事業所の経営理念やケア方針・人材育成方針、その実現のための施策・仕組みなどの明確化
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  • 事業者の共同による採用・人事ローテーション・研修のための制度構築
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資質の向上やキャリアアップに向けた支援
  • 働きながら介護福祉士取得を目指す者に対する実務者研修受講支援や、より専門性の高い介護技術を取得しようとする者に対するユニットリーダー研修、ファーストステップ研修、喀痰吸引、認知症ケア、サービス提供責任者研修、中堅職員に対するマネジメント研修の受講支援等
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  • 研修の受講やキャリア段位制度と人事考課との連動
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  • 上位者・担当者等によるキャリア面談など、キャリアアップ・働き方等に関する定期的な相談の機会の確保
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両立支援・多様な働き方の推進
  • 職員の事情等の状況に応じた勤務シフトや短時間正規職員制度の導入、職員の希望に即した非正規職員から正規職員への転換の制度等の整備
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腰痛を含む心身の健康管理
  • 業務や福利厚生制度、メンタルヘルス等の職員相談窓口の設置等相談体制の充実
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  • 介護職員の身体の負担軽減のための介護技術の修得支援、職員に対する腰痛対策の研修、管理者に対する雇用管理改善の研修等の実施
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  • 事故・トラブルへの対応マニュアル等の作成等の体制の整備
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生産性向上(業務改善及び働く環境改善)のための取組
  • 5S活動(業務管理の手法の1つ。整理・整頓・清掃・清潔・躾の頭文字をとったもの)等の実践による職場環境の整備を行っている
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  • 業務手順書の作成や、記録・報告様式の工夫等による情報共有や作業負担の軽減を行っている
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やりがい・働きがいの醸成
  • ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の介護職員の気づきを踏まえた勤務環境やケア内容の改善
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  • 利用者本位のケア方針など介護保険や法人の理念等を定期的に学ぶ機会の提供
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併設されているサービス

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保険外の利用料等に関する自由記述

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従業員の情報

  • 従業員の男女比

  • 従業員の年齢構成

従業員の特色に関する自由記述

お泊まり付デイサービス「一織庵」では、地域に根ざした支援体制のもと、ご利用者さま一人ひとりのニーズに真摯に向き合い、心のこもったケアを提供しています。こうしたサービスを支えているのが、私たち従業員一人ひとりの高い専門性と柔軟性、そして何よりもご利用者さまへの深い思いやりです。

一織庵の従業員は、「自宅のように安心して過ごせる空間」を目指して、利用者さまの「自分らしい生活」を実現するための個別対応を重視しています。たとえば、日常生活動作のリハビリテーションを生活の中に自然に取り入れながら、その方の生活習慣や希望を尊重した支援を行います。これらの取り組みは、従業員一人ひとりが利用者さまの背景や個性を理解し、信頼関係を築く姿勢があってこそ実現できるものです。

また、送迎時間の柔軟な調整や、認知症のある方に対する個別対応にも力を入れています。特に認知症ケアでは、職員が丁寧に声かけを行い、安心できる環境づくりを大切にしています。こうした細やかな配慮は、利用者さまだけでなくご家族にとっても大きな安心材料となっています。

入浴ケアにおいても、一織庵では他職員がマンツーマンで対応する体制を整えています。これは、身体的な負担を軽減するだけでなく、利用者さまのプライバシーや尊厳を大切にした対応でもあります。従業員はそれぞれが責任を持ち、心身の状態を把握しながら、安心かつ安全に入浴していただけるよう努めています。

さらに、介護保険外の自費サービスについても、低価格で提供することで多様なニーズに応えています。急なご家族の用事や外出時など、緊急のお泊まり対応も柔軟に行えるのは、24時間365日体制で働く従業員の献身的な支援があるからこそです。夜間も安心して過ごせるように、見守りや声かけなど、細やかな配慮を怠りません。

このように一織庵の従業員は、それぞれが高い専門性と協調性を持ちながら、ご利用者さまの人生の一部に寄り添うという責任感をもって日々の業務に取り組んでいます。決してマニュアルにとらわれず、「この方にとって今、必要な支援は何か?」を常に考え、行動に移す力が私たちの最大の特色です。

ご利用者さまやご家族の声に耳を傾けながら、地域に必要とされる存在であり続けるために、従業員一同、今後も一丸となって努力を続けてまいります。

利用者の情報

  • 利用者の男女比

  • 利用者の年齢構成

利用者の特色に関する自由記述

一織庵をご利用いただいている方々は、介護保険制度における要介護1から要介護5まで、幅広い介護度の方々が中心となっています。それぞれの介護度に応じて、必要とする支援の内容や生活スタイルは異なりますが、共通して言えるのは「住み慣れた地域で、自分らしい生活を続けたい」という強い思いをお持ちであるということです。

要介護1〜2の方々は、比較的自立度が高く、見守りや軽度の支援があれば日常生活を送ることができる方が多くいらっしゃいます。たとえば、入浴や排泄、食事の際に少し手を添えるだけでスムーズに行える方、認知機能の低下が軽度で、会話やレクリエーションを楽しむことができる方が多いのが特徴です。こうした方々は、一織庵での生活リハビリや集団活動を通して社会参加の機会を持ち、生きがいや楽しみを見出す場として当施設を活用されています。

一方で、要介護3〜5の方になると、より手厚い身体介護や医療的配慮が必要となるケースが増えてきます。たとえば車椅子や寝たきりの方、認知症の症状が進んでいる方、嚥下機能が低下している方など、それぞれが抱える課題は多様です。しかし、そうした中でも私たちが強く感じているのは、「できることは自分でやりたい」「人との関わりを持ちたい」「穏やかに過ごしたい」といった、誰もが持つ当たり前の願いが根底にあるということです。

また、ご家族との関係や生活背景も多様です。独居の方、同居家族が高齢で介護の担い手が限られている方、昼夜逆転の生活リズムによりご家族が疲弊されているケースなど、それぞれのご事情に応じた支援が求められています。そうした中で一織庵を選んでいただいている背景には、「必要な時に柔軟に対応してくれる施設である」という信頼と安心感があるのだと自負しています。

実際に、日中の通所利用に加えて、夜間のお泊まりや緊急時の受け入れなど、介護度の高い方にも対応できる体制を整えていることが、一織庵の大きな特長です。利用者さまの中には、急な体調変化やご家族の都合により、数日間の連続利用を希望される方もおり、そうしたニーズにも応えられることが利用者層の安心につながっています。

利用者さまの中には、長期間にわたりご利用いただいている方も多く、スタッフとの信頼関係も深く築かれています。毎日決まった席で穏やかに過ごされる方、職員や他の利用者さまとの会話を楽しみにされている方、自分なりのルーティンを大切にされる方など、それぞれの「日常」が一織庵の中に息づいています。

このように、一織庵を利用される方々は、介護度に関わらず「その人らしさ」を大切にした生活を望まれています。そして私たち職員も、その思いに寄り添いながら支援を行うことで、利用者さま一人ひとりの「今この瞬間の幸せ」を大切にしています。

ケアの詳細(具体的な接し方等)