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新潟県

特別養護老人ホームさつき園

記入日:2024年12月13日
介護サービスの種類
介護老人福祉施設
所在地
〒959-3443 新潟県村上市北新保683番地9 
連絡先
Tel:0254-66-8877/Fax:0254-66-7661

運営状況:レーダーチャート (レーダーチャートを閉じる

事業所概要

運営方針 (運営の方針)介護老人福祉施設の運営方針は次のとおりとする。(1)事業所は、入所者がその有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、施設サービス計画に基づき、可能な限り、居宅における生活への復帰を念頭に置いて、入浴、排泄、食事等の介護、相談及び援助、社会生活上の便宜の供与、その他の日常生活上の世話、機能訓練、健康管理及び療養上の世話を行うものとする。(2)事業所は、入所者の意思及び人格を尊重し、常にその者の立場に立って施設サービスを提供するよう努めるものとする。(3)事業所は、明るく家庭的な雰囲気を有し、地域や家庭との結びつきを重視した運営を行い市町村、居宅介護支援事業者、居宅サービス事業者、他の介護保険施設その他医療サービス又は福祉サービスを提供する者との密接な連携に努めるものとする。
事業開始年月日 1975/02/01
協力医療機関  厚生連村上総合病院

サービス内容

サービスの特色  1.利用者のニーズに合わせ施設独自の6つのユニット分けをおこなっています。1ユニットは定員20名前後で職員配置や設備などに工夫を凝らし活動内容なども各ユニットごとのものを取り入れています。
2.年間4つの大きな行事を実施し、家族や地域の人との交流を深めています。また、地域の老人クラブや各種団体によるボランティアとの交流を積極的に行っています。
3.施設では栄養ケアマネジメント体制と利用者の希望によるターミナルケアを実施しています。
4.口腔ケアに対し多職種協働で取り組んでいます。
リハビリテーション実施の有無  あり

設備の状況

ユニット型居室の有無  なし
居室の状況 個室 14.2㎡
18室
2人部屋 20.8㎡
17室
3人部屋
4人部屋 41.9㎡
12室
5人部屋以上
消火設備の有無  あり

利用料

食費とその算定方法  食事の提供に要する費用は、食材料費及び調理費として、通常1日1,500円(税込、朝食400円 昼食550円 夕食550円)です。介護保険負担限度額認定証をお持ちの方は、適用可能です。他、おやつ代が1日80円(税込)です。個人の希望により、特別に用意する食事・外食等にかかった費用は実費負担となります。
居住費とその算定方法  滞在に要する費用は光熱水費及び室料として通常、従来型個室1日/1,231円(税込)、1日/多床室915円(税込)です。介護保険負担限度額認定証をお持ちの方は、適用可能です。
利用者負担軽減制度の有無  あり

従業者情報

総従業者数  56人
看護職員数 常勤 5人
非常勤 0人
看護職員の退職者数  常勤 0人
非常勤 0人
介護職員数 常勤 34人
非常勤 4人
介護職員の退職者数  常勤 2人
非常勤 2人
経験年数5年以上の介護職員の割合 76.3%

利用者情報

入所定員
 ※<>内の数値は都道府県平均 
100人<71.9人>
入所者の平均年齢 89.66歳
入所者の男女別人数 男性:11人
女性:87人
要介護度別入所者数 要介護1 3人
要介護2 2人
要介護3 24人
要介護4 46人
要介護5 23人
昨年度の退所者数  46人
入所者の平均的な入所日数  910日
待機者数  160人

その他

苦情相談窓口  0254-66-8877
利用者の意見を把握する取組  有無 あり
開示状況 あり
第三者評価等の実施状況(記入日前4年間の状況)  あり
2021/07/07
第三者評価の結果 第三者評価の結果
当該結果の一部の公表の同意 あり
評価機関による講評 〇サービス実施状況の詳細な記録の実施と記録の書き方の標準化の取り組み施設における、ケアプラン作成に関しての手順が定められており、「施設ケアマネジメントマニュアル」とし、マニュアルが作成されている。新規の利用者の場合は生活歴を理解しケアプランを策定している。ケアプランの実施状況は「実施管理表」に毎日記載し、1 ヶ月に 1 回記述式の評価がされ3ヶ月に 1 度利用者の担当職員と介護支援専門員とで評価している。状態変化などケアプランの変更についても手順に沿って実施されている。評価の基となる生活記録等は、記録の書き方の冊子などを用い、記録の書き方に差異がないようにしている。記録の内容は毎月主任が確認し、「見出しを付ける」などの具体的な助言や利用者にどのように関わったかを書くように職員に指導を行っている。毎日の記録は利用者支援がケアプランに沿って実施されている裏付けとなり、適切にケアプランが策定されているか評価するための資料となる。誰が読んでも利用者の思いや状態、支援の様子が理解できるような記録の記載について今後も継続して取り組むことを期待したい。
〇専門職の連携による、利用者の心身の状況に応じたきめ細かい生活支援の取り組み
施設は「理学療法士」を配置しており、個別機能訓練計画に基づいて機能訓練を実施、利用者も機能訓練の時間を心待ちにしている。日々の生活では理学療法士が助言をしながら介護職員が対応し、集団レクリエーションも実施している。拘縮予防のためポジショニングは写真を撮り介護職員が実施できるように工夫している。
施設の車いすは理学療法士が利用者個々に合わせて調整し、褥瘡予防や悪化防止のためベッドマットの選定や車いす乗車時の除圧についての助言を行っている。利用者が安心・安全に移動できるようにノーリフトケア委員会が立ち上げられ、移乗時にスライディングボードを使用するなどの取り組みがなされている。
〇日々の食事を美味しく楽しく食べられるための取り組み
食事の献立は法人で統一されているが法人内の施設の栄養士で定期的な会議を開催し検討を重ねている。地元岩船産のお米を使用し、肉は薄切りにして重ね噛みやすくする、揚げ物は衣を柔らかくするなど調理法を工夫している。お茶にトロミをつけることを嫌う方にはお茶ゼリーを提供することで水分摂取しやすくしている。「フルーツマニュアル」に基づき形態別に提供したり、月に 1 回の選択食やおやつバイキング、調理レクや外部から注文するお寿司など様々な工夫により利用者が食事を楽しむための取り組みが実施されている。安全に安心に食事ができるよう嚥下評価を実施し、歯科医との連携による口腔ケアについての助言から、舌ブラシを使用するなど利用者個々に応じた口腔ケアが行われている。
◆今後の取り組みが望まれる点
〇法人・施設が「期待する職員」の育成への取り組み
法人の基本理念である「一人ひとりの安心と笑顔のために」を達成するために、法人としての行動規範と職員行動規範が作成され、具体的な内容で職員にわかりやすい内容となっている。年に1回実施している自己点検シートを用いた支援の振り返りや、「目標管理シート」を使用し、職員が日々の利用者対応や自己の目標を考える機会となっている。今後は、基本理念に基づいた施設運営や利用者支援について考え、発言できる機会を増やすとともに、無記名で実施している自己点検シートを記名で実施するなど、職員一人一人の育成のシステムを作り、職員も利用者も明日に希望を持ち、笑顔で生活できる、仕組みづくりに取り組むことを期待したい。
〇必要な福祉人材の確保・定着による職員の就業状況の改善への取り組み
近年の福祉業界の課題である介護人材難に対し、施設では職員が就労しやすい環境を整備するため、腰痛予防のためのノーリフトケア委員会の設置やストレスチェックの実施、有給休暇の取得状況の確認等実施している。仕事と家庭の両立のため夜勤の配慮や法人内の異動などの意向調査も実施している。管理者は人員不足を改善するため、学生が夕方から就労できるように近隣の専門学校に相談するなど、取り組んでいる。今後は長時間労働の状況などを改善するため、さらなる取り組みについて多方面に働きかけ職員の就労状況が改善されることを期待したい。
事業所のコメント さつき園では何年も前から第三者評価の受審を計画していましたが、利用者・家族の協力をいただきようやく受審することができました。第三者評価は受審することが目的でなく、評価結果から改善点が見えてくること、
そして改善に向け取り組むことでサービスの質が向上し、利用者・家族の満足度も上がってくると考えます。
また、良い評価をいただいた項目も少なからずありますので、この評価を維持できるように今後も継続して取り組んでまいります。評価結果のコメントにもありましたが、利用者・家族・地域住民・事業所職員が「笑顔」で過ごせる事業所つくりを目指してまいります。
損害賠償保険の加入  あり
法人等が実施するサービス
(または、同一敷地で実施するサービスを掲載)
通所介護
短期入所生活介護
認知症対応型共同生活介護
地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
居宅介護支援
介護予防短期入所生活介護
介護予防認知症対応型共同生活介護
介護老人福祉施設
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