2024年01月04日13:08 公表
訪問介護かざぐるま
受け入れ可能人数
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受け入れ可能人数/最大受け入れ人数
3/110人 -
最大受け入れ人数110人中、現在の受け入れ可能人数3人です。
(2023年12月31日時点)
サービスの内容に関する自由記述
「訪問介護かざぐるま」の母体は介護・家政職でつくる個人加盟ユニオンで、労働者供給事業の許可を取得しています。その事業と連携することで、自費サービスでは、掃除、洗濯、調理以外にも多様なメニューが可能です。どちらも非営利団体ですから、料金も低価格(基本時間単価1600円:別に交通費1回500円など)ですので、お気軽にご利用いただけます。
サービスの質の向上に向けた取組
①利用者の個性の応じた生活の継続性の確保、②利用者の自己決定の尊重、③残存能力の活用と自立、という介護の3原則の実現が目標です。
隔月で、ヘルパー全員を対象にした研修を行っています。介護保険制度の理解を深めるためや、介護記録の重要性を認識しきちんとした記録を残すための基本的な研修のほかに、季節に合わせた感染症や熱中症への予防と対応、ヒヤリハットや緊急時の対応、利用者トノコミュニケーション・気づきの重要性など工夫しながら実施しています。
職業人としての自覚を高め、地域の人に喜ばれる仕事の実現を目指しています。
賃金改善以外で取り組んでいる処遇改善の内容
- 入職促進に向けた取組
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- 法人や事業所の経営理念やケア方針・人材育成方針、その実現のための施策・仕組みなどの明確化
- 他産業からの転職者、主婦層、中高年齢者等、経験者・有資格者等にこだわらない幅広い採用の仕組みの構築
- 資質の向上やキャリアアップに向けた支援
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- 働きながら介護福祉士取得を目指す者に対する実務者研修受講支援や、より専門性の高い介護技術を取得しようとする者に対する喀痰吸引、認知症ケア、サービス提供責任者研修、中堅職員に対するマネジメント研修の受講支援等
- 研修の受講やキャリア段位制度と人事考課との連動
- 両立支援・多様な働き方の推進
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- 職員の事情等の状況に応じた勤務シフトや短時間正規職員制度の導入、職員の希望に即した非正規職員から正規職員への転換の制度等の整備
- 有給休暇が取得しやすい環境の整備
- 業務や福利厚生制度、メンタルヘルス等の職員相談窓口の設置等相談体制の充実
- 腰痛を含む心身の健康管理
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- 介護職員の身体の負担軽減のための介護技術の修得支援、介護ロボットやリフト等の介護機器等導入及び研修等による腰痛対策の実施
- 短時間勤務労働者等も受診可能な健康診断・ストレスチェックや、従業員のための休憩室の設置等健康管理対策の実施
- 事故・トラブルへの対応マニュアル等の作成等の体制の整備
- 生産性向上のための業務改善の取組
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- 高齢者の活躍(居室やフロア等の掃除、食事の配膳・下膳などのほか、経理や労務、広報なども含めた介護業務以外の業務の提供)等による役割分担の明確化
- 業務手順書の作成や、記録・報告様式の工夫等による情報共有や作業負担の軽減
- やりがい・働きがいの醸成
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- ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の介護職員の気づきを踏まえた勤務環境やケア内容の改善
- 利用者本位のケア方針など介護保険や法人の理念等を定期的に学ぶ機会の提供
- ケアの好事例や、利用者やその家族からの謝意等の情報を共有する機会の提供
併設されているサービス
「訪問介護かざぐるま」の母体は介護・家政職でつくる個人加盟ユニオンで、労働者供給事業の許可を取得しています。そことの連携でサービスのメニューが広がります。介護保険の限度額を超えた場合の10割負担を軽くするような自費サービスが利用できます。
自費サービスでは、保険では「日常生活上必要ない」とされる掃除、「保険対象外」となるご家族のための調理、「保険適用外」となる病院への付き添いなどにも利用できます。
介護保険のサービスに続けて保険外サービスを使ったり、自費単独のサービスを使うことができ、しかも慣れている同じヘルパーに行ってもらうことが可能です。
保険外の利用料等に関する自由記述
「訪問介護かざぐるま」の自費サービスの1時間単価は1,600円です。例外的に、30分以内の短時間の場合は1,100円をいただきます。
利用時間帯による加算があり、朝6時~8時及び夕方18時~22時の場合、時間単価は25%増しの2,000円、夜22時~朝6時までの深夜帯の場合は50%増しの2,400円になります。
交通費は、介護保険と連続しての利用の場合は無料、自費単独サービスの場合は1回500円が原則ですが実費をいただく場合もあります。
従業員の情報
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従業員の男女比
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従業員の年齢構成
従業員の特色に関する自由記述
「訪問介護かざぐるま」は、働く人の待遇を改善しつつ、職業人としての自覚を高め、よりよい介護サービスを作り出していくことを基本方針にしています。
①利用者の個性に応じた生活の継続性の確保、②利用者の自己決定の尊重、③残存能力の活用と自立、という介護の3原則の実現が目標です。
現在介護ヘルパー15人中介護福祉士資格取得者が7名です。初任者研修終了資格のヘルパーも含めてベテランヘルパーは誠意をもって丁寧な仕事をしています。
地域の人に喜ばれる仕事が働く者の願いです。
利用者の情報
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利用者の男女比
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利用者の年齢構成
利用者の特色に関する自由記述
「訪問介護かざぐるま」では自費サービスのメニューが豊富です。介護保険の範囲ではまかなえない介護・家事の仕事も同じヘルパーで、しかも低価格で行うことができますので、お一人暮らしの方、ご伴侶やご家族が高齢や病気の方、またご家族が忙しい方、遠方にお住まいの方などに重宝されています。
なお、2018年7月からは、「障害福祉サービス事業」も開始しており、介護保険サービスと併用されている方もおられます。
事業所の雇用管理に関する情報
勤務時間
事務所の開所時間は平日9:00~17:00ですが、上記以外の時間帯の電話は担当者に転送されます。サービスの利用については、訪問ヘルパーが手配できる限りで土・日を含め24時間対応をいたします。
賃金体系
ヘルパー賃金は介護報酬単価に連動する時間給です。介護福祉士などの資格を取得することによって賃金アップがはかれます。朝夜は25%、深夜時間帯は50%の割増になり、祝日、年末年始などの割増もあります。
処遇改善加算Ⅰを取得していますが、その分は処遇加算手当として基本給の30%分を上乗せし完全支給しています。介護報酬に対する賃金率(介護報酬に対する賃金の割合)を最低でも50%確保し、向上させることを目標にしています。2020年10月からは特定処遇加算Ⅱも取得し,年度末手当の形で配分しています。
休暇制度の内容および取得状況
年次有給休暇は週の勤務日数に応じた労働基準法の最低基準を確保します。2週間前に申請すれば取得の権利を保障します。年10日以上付与者に対する5日の取得義務に対しては、日時指定により完全取得を実現します。
福利厚生の状況
ヘルパーでも週20時間以上の勤務になった場合は雇用保険に加入します(現在4名が加入)。社会保険(健康保険・厚生年金保険)の加入についても検討中です。
自費単独サービス(労供事業)では、仕事中にケガをしても労災適用にならない場合があるので、別途傷害総合保険に加入(半額程度は補助)してもらう場合があります。設立母体であるユニオンにはささやかですが慶弔見舞金・退職慰労金制度があります。
離職率
離職率10%。昨年度は1名が加入し、2名が退職しました。退職理由は「親の介護のため」などでした。
その他
かざぐるまは非営利目的の事業体ですので、期末に剰余金が出たときには年度末に分配することを原則としています。2018年度から2020年度まではわずかながら年度末手当の形で支給できました。ヘルパーの勤務は基本が利用者宅への直行直帰(自家用車を利用)ですが、仕事は細切れで、介護報酬対応の時間だけでは賃金は十分とはいえません。そのため、交通費のほかに2021年度からは移動手当の名目で一定の補填をしています(2022年度は利用者1人当たり300円)。