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京都府

地域密着型介護老人福祉施設くつかけ七彩の家

記入日:2024年11月26日
介護サービスの種類
地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
所在地
〒610-1101 京都府京都市大枝北沓掛町一丁目3番地1 七彩すまいる館
連絡先
Tel:075-333-7716/Fax:075-333-7708

運営状況:レーダーチャート (レーダーチャートを閉じる

事業所概要

運営方針 (1)「いつまでもあなたらしく暮らせるように、あなたがいつも笑顔でいられるように、なごやかな時間、彩のある暮らしをあなたとともに」を基本理念とし、入所者一人一人の意思及び人権を尊重し、地域密着型施設サービス計画に基づき、その所宅における生活への復帰を念頭に置いて、入所者の所宅における生活と入所後の生活が連続したものとなるように配慮しながら、各ユニットにおいて入所者が相互に社会関係を築き、自律的な生活を営むことができるよう支援を行います。
(2)施設は、入所者の意思及び人格を尊重し、常に入所者の立場に立ったサービスの提案に努めます。
(3)事業の運営にあたっては、明るく家族的な雰囲気を有し、地域や家庭との結び付きを重視した運営を行い、関係行政機関、所宅介護支援事業所、居宅サービス事業所、他の介護保険施設その他の保健、医療または福祉サービスを提供する事業所との密接な連携に努めます。
(4)介護保険法その他の法令を遵守し事業を実施します。
事業開始年月日 2016/12/12
協力医療機関  洛西ニュータウン病院

サービス内容

サービスの特色  京都の西山の豊かな自然に恵まれた環境で四季の移ろいを感じることができます。ユニット型の施設で居室は全て個室(29部屋)で、お一人お一人の生活リズムを大切にしながら、自宅にいる時と同じような暮らしが継続できるサービスを目指しています。また、入居者やご家族に「もう一つのわが家」と感じていただけるような雰囲気づくりに努めています。
リハビリテーション実施の有無  あり

設備の状況

ユニット型居室の有無  あり
居室の状況 個室 13.68㎡
29室
2人部屋
3人部屋
4人部屋
5人部屋以上
消火設備の有無  あり

利用料

食費とその算定方法  食費 日額1,680円
   ※減免制度適用者は、日額を厚生労働省告示による基準費用額として、その証書記載の金額を適用します。
算定方法
 食材料費+人件費+減価償却費
居住費とその算定方法  居住費 日額2,380円(入院・外泊時もご負担いただきます。)
    ※減免制度適用者は、日額を厚生労働省告示による基準費用額として、その証書記載の金額を適用します。
算定方法
 光熱水費等
利用者負担軽減制度の有無  なし

従業者情報

総従業者数  35人
看護職員数 常勤 2人
非常勤 0人
看護職員の退職者数  常勤 0人
非常勤 0人
介護職員数 常勤 15人
非常勤 8人
介護職員の退職者数  常勤 3人
非常勤 5人
経験年数5年以上の介護職員の割合 65.2%

利用者情報

入所定員
 ※<>内の数値は都道府県平均 
29人<22.8人>
入所者の平均年齢 89歳
入所者の男女別人数 男性:2人
女性:26人
要介護度別入所者数 要介護1 0人
要介護2 0人
要介護3 11人
要介護4 15人
要介護5 2人
入所者の平均的な入所日数  850日

その他

苦情相談窓口  075-333-7716
利用者の意見を把握する取組  有無 あり
開示状況 あり
第三者評価等の実施状況(記入日前4年間の状況)  あり
2023/12/15
第三者評価の結果 第三者評価の結果
当該結果の一部の公表の同意 あり
評価機関による講評 1)意思決定支援への取り組み
利用者の意思決定を支援するために、入所時に「その人らしさシート」を
家族等に記入して頂き、職歴や生活歴などの情報を基に利用者を知る努力を
されています。施設に入所すると利用者の以前の生活を確認する機会が圧倒
的に少なくなってしまい、画一的なケアになりがちな所、「その人らしさシ
ート」用いて、入所する前からの利用者の情報を共有することは、個別ケア
を実践する上で大変有効な取り組みと思います。入所してからも、利用者本
人や家族等から聞き取った情報を加筆・修正することでより一層利用者本人
への理解を深め、質の高いケアに繋げられるものと思います。
2)地域に根差した事業運営
施設開設後7年という短い期間ながら、隣接地で35年以上従来型の特養
を運営されてきた法人の強みを活かして地域に根差した事業を展開されてい
ます。地域密着型の特養として運営推進会議で地域の状況を把握するととも
に、地域の施設や自治会等で開催する合同フェスタに参加したり、生協の出
張販売や出張デパートを施設の前で行い近隣の施設や地域の方も利用されて
います。また近隣の施設や支援学校と連携して消防互助会を作り、連絡網を
整備して年一回災害対策の訓練を実施されており、災害に強い地域づくりに
も努められていました。施設として日常的にも、また災害発生など緊急時に
備えるという点でも、地域社会や関連施設等とよく連携を取っておられ、福
祉・介護の拠点として、また災害時等の地域住民の安心の拠り所として重要
な役割を築いてこられたことを確認いたしました。
3)働きやすい職場環境の整備
利用者一人ひとりのペースに合わせたユニットケアを提供される施設とし
て、ストレスのたまりやすい職員に対して、心にゆとりをもって業務に臨め
るように働きやすい職場環境の提供に努められています。多忙な日勤の時間
帯にパート職員を配置する等職員が息抜きできる時間の確保に配慮して手厚
い人員配置を行ったり、通勤手段や交通事情を考慮して勤務時間を調整する
等様々な細やかな対応をされていました。また、負担軽減のための記録ソフ
トの見直し、看取りの人のケアのための心拍数等を確認できる見守りセンサ
ーの活用、インカムの導入、導入できる部門へのフレックスタイム制の導入
等、様々な形で働きやすい職場環境の整備に努められており、職員が長く働
けることにより安定したサービスの提供にも繋がっているものと思います。
1)中・長期事業計画の策定と業務レベルでの目標設定
中・長期の事業計画は法人で策定され、法人の計画に基づいて各事業の年
度計画を策定されていますが、中・長期計画は達成状況を把握し評価する上
で具体的な内容となってないように思われました。また、事業計画に基づ
き、事業所で目標を設定して毎月進捗状況を確認されていますが、業務レベ
ルでの課題の把握と目標の設定は行われていませんでした。事業計画に基づ
いて有効に事業を運営するためには、各職種レベルやユニットなど事業を構
成する各部署でもそれぞれ目標を設定して達成に向けて取り組む必要がある
と思われます。
2)利用者の立場からの施設環境の検証
七彩の家の理念にある「彩(いろどり)のある暮らし」の実現に向けて、
利用者の思いを尊重したケアサービスを提供されていますが、施設の環境面
で利用者の立場から検討が必要ではないかと思われる点が見受けられまし
た。多くの居室の入り口が暖簾を掛けた状態で開放されていました。様子観
察と利用者にフロアの雰囲気を感じて頂くためとのことで、本人の意向もあ
り家族にも説明されているとのことでしたが、常態化しているように見受け
られ、個別の検証が必要と思われました。また、エレベーター等カードキー
を使用されている点は、安全管理の機能がある反面、利用者にとっては自由
な移動を妨げる側面もあり、使用に関して職員の理解を深める取り組みも必
要と思われました。
3)個別援助計画の策定と運用
個別援助計画の策定に当たり、原案作成時に利用者や家族から要望等の聞
き取りを行われていましたが、サービス担当者会議への参加はありませんで
した。特に家族には、利用者の生活の様子を実際に見て頂いた上で意見を頂
くことは有効と思われます。また、計画のモニタリングの期間を6カ月とさ
れていましたが、利用者の心身の状態の変動の大きい特養にあっては、もう
少し短い間隔でモニタリングを行う必要があると思われます。
事業所のコメント 今回の受診をきっかけとしてアドバイスレポートを基に、よりよいサービス提供・施設運営となるよう活かしていきたいと思います。
損害賠償保険の加入  あり
法人等が実施するサービス
(または、同一敷地で実施するサービスを掲載)
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