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京都府

地域密着型介護老人福祉施設くつかけ七彩の家

記入日:2023年09月30日
介護サービスの種類
地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
所在地
〒610-1101 京都府京都市大枝北沓掛町一丁目3番地1 七彩すまいる館
連絡先
Tel:075-333-7716/Fax:075-333-7708

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事業所概要

運営方針 (1)「いつまでもあなたらしく暮らせるように、あなたがいつも笑顔でいられるように、なごやかな時間、彩のある暮らしをあなたとともに」を基本理念とし、入所者一人一人の意思及び人権を尊重し、地域密着型施設サービス計画に基づき、その所宅における生活への復帰を念頭に置いて、入所者の所宅における生活と入所後の生活が連続したものとなるように配慮しながら、各ユニットにおいて入所者が相互に社会関係を築き、自律的な生活を営むことができるよう支援を行います。
(2)施設は、入所者の意思及び人格を尊重し、常に入所者の立場に立ったサービスの提案に努めます。
(3)事業の運営にあたっては、明るく家族的な雰囲気を有し、地域や家庭との結び付きを重視した運営を行い、関係行政機関、所宅介護支援事業所、居宅サービス事業所、他の介護保険施設その他の保健、医療または福祉サービスを提供する事業所との密接な連携に努めます。
(4)介護保険法その他の法令を遵守し事業を実施します。
事業開始年月日 2016/12/12
協力医療機関  医療法人清仁会 洛西ニュータウン病院、沓掛寮診療所

サービス内容

サービスの特色  京都の西山の豊かな自然に恵まれた環境で四季の移ろいを感じることができます。ユニット型の施設で居室は全て個室(29部屋)で、お一人お一人の生活リズムを大切にしながら、自宅にいる時と同じような暮らしが継続できるサービスを目指しています。また、入居者やご家族に「もう一つのわが家」と感じていただけるような雰囲気づくりに努めています。
リハビリテーション実施の有無  あり

設備の状況

ユニット型居室の有無  あり
居室の状況 個室 13.68㎡
29室
2人部屋
3人部屋
4人部屋
5人部屋以上
消火設備の有無  あり

利用料

食費とその算定方法  食費 日額1,680円
   ※減免制度適用者は、日額を厚生労働省告示による基準費用額として、その証書記載の金額を適用します。
算定方法
 食材料費+人件費+減価償却費
居住費とその算定方法  居住費 日額2,380円(入院・外泊時もご負担いただきます。)
    ※減免制度適用者は、日額を厚生労働省告示による基準費用額として、その証書記載の金額を適用します。
算定方法
 光熱水費等
利用者負担軽減制度の有無  なし

従業者情報

総従業者数  34人
看護職員数 常勤 2人
非常勤 0人
看護職員の退職者数  常勤 0人
非常勤 0人
介護職員数 常勤 13人
非常勤 12人
介護職員の退職者数  常勤 2人
非常勤 0人
経験年数5年以上の介護職員の割合 68%

利用者情報

入所定員
 ※<>内の数値は都道府県平均 
29人<21.9人>
入所者の平均年齢 90歳
入所者の男女別人数 男性:2人
女性:28人
要介護度別入所者数 要介護1 0人
要介護2 0人
要介護3 12人
要介護4 13人
要介護5 5人
入所者の平均的な入所日数  1,000日

その他

苦情相談窓口  075-333-7716
利用者の意見を把握する取組  有無 あり
開示状況 あり
第三者評価等の実施状況(記入日前4年間の状況)  あり
2019/2/11
第三者評価の結果 第三者評価の結果
当該結果の一部の公表の同意 あり
評価機関による講評 特に良かった点とその理由

1)地域に根差した事業展開
平成 28 年 12 月に旧ふれあい会館を改築して開設した地域密着型介護施設です。特別養護老人ホーム 29 名、ショートステイ 7 名、訪問介護事業所、居宅介護支援事業所、地域包括支援センター、有料老人ホーム 14 室を備えています。新しく施設を作るにあたり、“もうひとつのわが家”をテーマにコンセプト作りを職員と共に行い、7 つの言葉とイメージカラーを決められました。施設が在宅サービスだけでなく、有料老人ホームや介護施設を有していることを活かし、地域住民が住み慣れた地域で連続性のある生活が可能となることを意識した取り組みをされています。それは地域密着型サービス事業所としての特徴を活かした取り組みでもあります。有料老人ホームには、地元住民の入居が多く、介護が必要になった場合もそのままこの地で暮らし続けることができることを考えられています。また、運営推進会議を活用し、地域住民に施設を知って頂く機会として、施設のことや高齢者福祉について積極的に話し、意見交換をするようにされています。更に地域との連携を深める取り組みとして、施設にある場を開放し、地域交流スペースとして貸し出しができるよう、準備を始められており、地域と顔の見える関係づくりに取り組まれています。
2)地域・関係施設との連携
地域にある高齢者施設や障がい者施設など、様々な分野の福祉施設と法人を超えて連携した取り組みをされています。それは、地域の秋祭りでの出店や、施設間連携で介護講座の開催、出張デパートの他事業所への参加の呼びかけ、物品の貸し借りなど多岐にわたる内容となっています。特に災害時に地域と連携して活動ができるよう、「洛西ふれあいの里施設等消防互助会」に加入して互助会協定を締結し、避難訓練を合同で開催されており、地域が一体となって活動する取り組みとなっています。また、人材確保についても地域特性から困難が生じる現状がある中、地域全体としてもメリットとなる方法として、企業主導型の保育所を設置し、事業所内保育と一般保育を兼ね備えた事業の開始を予定されています。また、近隣施設と合同で採用活動のパンフレットを作成するなどして、同じ課題を持つ施設間で連携した取り組みをされています。こうして、地域の連携強化や地域貢献を実現されています。
3)組織体制
法人理念に基づき、事業計画を立案する中で、ボトムアップの仕組みづくりを進められています。七彩すまいる館ができたことで、拠点ごとの責任者を明確にし、責任ある立場の人材を育成することを目指されています。そのための方策として、組織体制を課で分けてコンパクトな単位にし、その中で意見を吸い上げるようにし、ボトムアップの仕組みづくりをすることで、事業計画の目標がその施設ごとの具体的な内容となるようにされています。こうすることで、職員が目標に向かって働く意識が高まり、モチベーションアップにもつながります。

特に改善が望まれる点とその理由
1)事業計画等の策定
中長期計画は策定されていますが、具体的な達成期間が明確にされていませんでした。達成期間が設定されていないと、取り組みの進捗状況が把握できず、職員との共有が図りにくく、時には目標を見失いがちになるのではないでしょうか。
2)利用者・家族の希望尊重
サービス担当者会議でご本人の判断能力に支障がある場合に、ご家族に参加していただくことができていませんでした。ご本人がご自身の意思を伝えられないことを代弁したり、今までの生活や性格をよくご存じのご家族の意見を聞く機会を意図的に設けることが必要ではないでしょうか。
3)第三者への相談機会の確保
外部の人材を受け入れた利用者の相談機会の確保が明確ではありませんでした。サービスの透明性を確保する観点から、第三者による点検を受ける取り組みが必要です。日常の中で、利用者が第三者に話される中から得られる思いや要望が出てくると思われます。

具体的なアドバイス
1)事業計画の策定
中長期計画は法人として、しっかりとしたものが立てられていました。職員と中長期計画を基に単年度計画を作成していくにあたり、職員全員が中長期計画の内容を理解し、連動したものにするために、達成期間を明記されてはいかがでしょうか。
2)利用者・家族の希望尊重
入居時や看取りの際のカンファレンスにはご家族に参加をして頂き、実施されていました。今後は、カンファレンスと担当者会議の違いを明確にし、専門職の意見は事前に聞くなどするようにして、ご家族の都合に合わせて担当者会議を開催するような工夫が望まれます。ご家族に普段から定期的な情報伝達をするなど連携を行い、ご利用者のケアを一緒にするチームであることを前提にする必要があります。そうすることで、ご家族と本音で話す関係性が生まれ、看取りケアの際や施設への要望なども話しやすくなるのではないでしょうか。
3)第三者への相談機会の確保
第三者への相談の機会の確保については、民生委員の方などとの連携が普段からあるようですので、そういった方や介護相談員、有識者を確保するなどして、ご意見を施設のサービスの質の向上や改善に活かすようにつなげられてはいかがでしょうか。
事業所のコメント 今回の受診をきっかけとしてアドバイスレポートを基に、よりよいサービス提供・施設運営となるよう活かしていきたいと思います。
損害賠償保険の加入  あり
法人等が実施するサービス
(または、同一敷地で実施するサービスを掲載)
訪問介護
通所介護
短期入所生活介護
定期巡回・随時対応型訪問介護看護
夜間対応型訪問介護
地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
居宅介護支援
介護予防短期入所生活介護
介護予防支援
介護老人福祉施設
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