2025年11月05日18:21 公表
デイサービス くろとり山荘
サービスの内容に関する写真
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年2回近くの黒鳥山公園に春は桜、秋は紅葉見学に機能訓練を兼ねて散策します。利用者さんは普段外出する機会が少なく、おみやげの花や葉を持ち帰って喜んでおられます。 -
毎月、イベントを行っています。10月は運動会を行い、みんな真剣に競技されていました。 -
月1回、ドッグセラピーに来ていただいています。利用者さんは犬好きの方が多く、いつもと違った笑顔が見られます。
受け入れ可能人数
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受け入れ可能人数/最大受け入れ人数
5/15人 -
最大受け入れ人数15人中、現在の受け入れ可能人数5人です。
(2025年09月18日時点)
サービスの内容に関する自由記述
今2025年7月1日、開設17年目を迎え、ご利用者、ご家族をはじめケアマネージャ、医師等の福祉・医療関係者、また地域の方々にも信頼を築いていくことができました。この3年は新型コロナウイルスの影響もあって、デイサービス利用を自粛される方もおられ、利用者数が減っていました。コロナ対策は手洗い、うがい、消毒、換気、パーテーションなどデイサービスで行えることはほとんど行っています。こうしたことから、コロナ感染者はあったもののクラスターの発生にはいたりませんでした。コロナ感染症が5類相当になってからは、利用者数も徐々にふえ、以前のような利用者数となり活気も取り戻しています。デイサービス利用を検討されておられる方がありましたら、一度ご見学、体験をしてみて下さい。必用な方は食事、おやつ代は実費分620円いただきますが、入浴も含めて体験利用は無料です。是非ご利用ください。
私たちは、住み慣れた地域で、老いも若きも、ハンディのある人もない人も、施設を利用される人も、そこで働く人も、共に喜び、楽しみ、ときには哀しみも共有する、ごく当り前の生活ができるような街づくりをめざしています。そのため、ハードもソフトも少しづつ改善してきています。2014年10月には、旧デイサービスの狭隘化を改善するため200m程離れた場所に移転しました。建物の広さは1.5倍になり、窓から見られる田園風景や和泉山脈の山並み、黒鳥山公園の桜などの四季おりおりの風景が見られるのが自慢です。また、ご近所の方から竹林を寄付していただき、タケノコ掘りや、四季折々に咲く樹々や花を植え、ご利用者だけでなく地域の方々にも癒しの場として楽しんでいただいています。当デイサービスはがんターミナル期の方や難病の方も多く、医療依存度が高いのが特徴です。そのため、デイサービスに来られても寝たきりの方も何人かおられますが、窓から見られる風景が癒しとなっています。
サービスの質の向上に向けた取組
月1回、スタッフ研修もおこなっており、その時々の必要な研修を事例を含めて行っています。ヒアリハットやアクシデント報告も行い、再発防止のため会議等で対策を講じています。また、ご利用者、ご家族の苦情だけでなく、ご意見、ご要望に対してもその都度、検討し改善をおこなっています。
認知症実践者研修終了者らも3名おり、増加している認知症利用者にも対応しています。スピリチュアルケア、ドッグセラピー、大正琴、フラワーアレンジメントなど様々なボランティアも来ていただき、利用者さんを癒していただくと同時に、私たちデイサービスの日常をオープンにして見ていただき、外部からチェックしていただく役割も担ってもらっています。
- 取組に関係するホームページURL
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特定非営利活動法人 くろとり山荘
https:///kurotorisansou.jimudo.com/
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特定非営利活動法人 くろとり山荘
賃金改善以外で取り組んでいる処遇改善の内容
- 入職促進に向けた取組
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- 法人や事業所の経営理念やケア方針・人材育成方針、その実現のための施策・仕組みなどの明確化
- 他産業からの転職者、主婦層、中高年齢者等、経験者・有資格者等にこだわらない幅広い採用の仕組みの構築(採用の実績でも可)
- 職業体験の受入れや地域行事への参加や主催等による職業魅力度向上の取組の実施
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- 資質の向上やキャリアアップに向けた支援
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- 働きながら介護福祉士取得を目指す者に対する実務者研修受講支援や、より専門性の高い介護技術を取得しようとする者に対するユニットリーダー研修、ファーストステップ研修、喀痰吸引、認知症ケア、サービス提供責任者研修、中堅職員に対するマネジメント研修の受講支援等
- 研修の受講やキャリア段位制度と人事考課との連動
- エルダー・メンター(仕事やメンタル面のサポート等をする担当者)制度等導入
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- 両立支援・多様な働き方の推進
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- 職員の事情等の状況に応じた勤務シフトや短時間正規職員制度の導入、職員の希望に即した非正規職員から正規職員への転換の制度等の整備
- 有給休暇を取得しやすい雰囲気・意識作りのため、具体的な取得目標(例えば、1週間以上の休暇を年に●回取得、付与日数のうち●%以上を取得)を定めた上で、取得状況を定期的に確認し、身近な上司等からの積極的な声かけを行っている
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- 腰痛を含む心身の健康管理
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- 業務や福利厚生制度、メンタルヘルス等の職員相談窓口の設置等相談体制の充実
- 介護職員の身体の負担軽減のための介護技術の修得支援、職員に対する腰痛対策の研修、管理者に対する雇用管理改善の研修等の実施
- 事故・トラブルへの対応マニュアル等の作成等の体制の整備
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- 生産性向上(業務改善及び働く環境改善)のための取組
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- 5S活動(業務管理の手法の1つ。整理・整頓・清掃・清潔・躾の頭文字をとったもの)等の実践による職場環境の整備を行っている
- 業務手順書の作成や、記録・報告様式の工夫等による情報共有や作業負担の軽減を行っている
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- やりがい・働きがいの醸成
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- ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の介護職員の気づきを踏まえた勤務環境やケア内容の改善
- 利用者本位のケア方針など介護保険や法人の理念等を定期的に学ぶ機会の提供
- ケアの好事例や、利用者やその家族からの謝意等の情報を共有する機会の提供
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併設されているサービス
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保険外の利用料等に関する自由記述
*体験利用;無料(ただし昼食代・おやつ代620円実費)
*自費でいただくもの
・昼食代(おやつ含む)700円/1食
・諸活動費50円/利用日
従業員の情報
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従業員の男女比
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従業員の年齢構成
従業員の特色に関する自由記述
急性期病院で働いていた看護師と福祉現場の介護職員、心の相談を担当する研究者・臨床家、さらに地域の住民なども参画してNPO法人を立ち上げました。地域に根ざしたノーマライゼーションを実践していくデイサービスを目ざし、どのような方でも地域で安心して、ごく普通に暮らせる街づくりの一助を担っていきたいと思っています。
デイサービスは定員15名までの小規模デイで、スタッフ同士だけでなく、利用者さんとも家族的な雰囲気で利用していただいています。相談業務は社会福祉士2名(常勤1名、非常勤1名)介護福祉士1名(常勤)で対応しています。看護師は常時2~3名おり、医療度の高い利用者さんや急変時にも対応できる体制で行っています。機能訓練指導員は理学療法士(非常勤)1名、柔道整復師(常勤)1名が担当しています。認知症リーダー研修修了者1名、認知症実践者研修修了者は2名、認知症ケア専門士2名おり、認知症利用者さんにもその人に応じた対応をしています。また、心のケアについてもここで研修を終了されたボランティアの方に月1回スピリチュアルケアを行っていただいています。
利用者の情報
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利用者の男女比
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利用者の年齢構成
利用者の特色に関する自由記述
看護師をはじめ医療経験者が多いことから他施設では受け入れ困難なガン末期や難病の方など介護度、医療度の高い方が多くおられます。要介護度は約4で大阪府下、和泉市においても通所介護としてはトップクラスの重度者利用状況となっています。どのような方でも受け入れいくことを基本理念として掲げています。また、急変時に備えAEDも設置しています。私たちは介護・看護サービスの提供を通して、住み慣れた地域で安心して過ごしていただけることを目指していて、次のような方にも利用してもらいたいと思っています。
*ご自宅で過ごされている高齢者・病気療養中の方
*病院等からご自宅に帰られ、介護されることを検討されている方
*人工肛門、IVHなど医療処置のある方
*ご家族が仕事をされている方や介護負担が大きい方、レスパイトをご希望の方
そのため、このようなサービスを用意します。
*嚥下訓練及び口腔ケア
*看護師による人工肛門やIVHなどの処置等の相談やお手伝い
*専門相談員による心のケア(スピリチュアルケア)
*リフト入浴 など
その人に応じたご利用の仕方、ご相談に応じます。是非ご利用ください。
事業所の雇用管理に関する情報
勤務時間
8時30分~17時30分(休憩1時間)昼休憩は食事介助等があるため交代でとっていいます。
賃金体系
資格による基準基本給。昇給月年1回7月2千円~1万円。賞与年3回3.4カ月(前年実績)。処遇改善手当、全職員支給。
休暇制度の内容および取得状況
有給休暇は労働基準法準拠。他に夏期休暇3日(常勤のみ)年末年始休業12月30日~1月3日、祭礼休業10月祭礼の土曜日(第1又は第2土曜日)。
福利厚生の状況
インフエンザワクチン接種補助2,000円、健康診断補助5,000円、制服貸与、休憩時のコーヒー・茶代負担、慰安会補助
離職率
(離職率):13%
(内訳):年間2名、1年前の在職数15名
(計算式):13%=2名÷15名×100
2023年4月1日時点
ケアの詳細(具体的な接し方等)
内部の環境(設備等)
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Yさんは人工呼吸器を使われ、胃瘻もされおられデイに来られても入浴以外は1日ベッドで過ごされています。今日は火災訓練の日、Yさんも含め全員避難しました。 -
誤嚥される方も多く、トロミを入れ自力で食べられない方は食事介助しています。 -
胃瘻は加圧パックを利用されている方が増えています。これまでのボトル式に比べ半固形ラコールを使用するため嘔気が少なく20分ほどで終了します。
行事等のイベントの計画、記録
月1回イベントをしています。それ以外にも寄付していただいた竹林でタケノコ堀りなどもしています。また、ボランテイアの方に月1回ドッグセラピー、紙芝居、フラワーアレンジメントに来ていただいています。大正琴も3か月に1回来ていただいています。
利用者の一日の流れ
朝8時30分からご自宅までご利用者をお迎えに行き、ほぼ9時から10時30分ぐらいの間に到着されます。到着されると石鹸で手洗いと、お茶でうがいをしていただきます。その後、各自の席についていただき、体温、血圧、脈拍、SpO2のバイタルチェックを行います。バイタルチェックが基準値内のご利用者は機能訓練を行ったり、入浴していただきます。待っている間は、塗り絵や計算問題などに取り組んでいただきます。10時30分からは集団脳トレで、「今日は何の日」やクイズなどを行います。12時ごろより食事をしますが、その前に口腔体操を行います。食後はトイレ誘導や口腔ケアを行います。これらが終わると各自休憩していただき、眠っておられ方も多いですが、ユーチュブの懐メロを聞かれている方もあります。13時30分からはストレッチ体操を行います。体操が終わった後は、集団レクで皆さんで楽しみながらゲームなどを行います。14時45分からはおやつの時間で、コヒー、紅茶、お茶を選んでいただきお菓子などと一緒にいただきます。おやつ後から各自の送り時間までは今日のニュースを読んだり、クイズをしたり、懐メロを着たりして過ごします。送り時間になると各自のご自宅までお送りします。
送迎に関する情報(地区、曜日、個別対応(寝たきり等)の可否等)
基本、一人で送迎を行っています。必用な方は、ベッドから車いす等の移乗や段差のある家ではスロープを利用して送迎を行っています。
個別の機能訓練の詳細
デイサービスくろとり山荘での機能訓練は、筋力低下を防ぎ筋力向上の為の筋力トレーニング、関節拘縮予防と可動域増大の為の関節可動域訓練、立位時のふらつき防止のための立位バランス訓練、歩行の安定性の向上の為の歩行訓練など行っています。利用者1人ひとりに合わせた機能訓練を行い、利用者のADL向上と利用者家族の介護負担軽減を目指しています。
入浴形態(一般浴、機械浴)
一般浴(個浴)
その他
事業所や周囲の外観
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デイサービスの玄関から道路にかけての写真です。この日は消防署から来ていただき消化器の使い方を教えて頂きました。 -
デイのすぐ横に「河内ブナ」を養殖されている「鏡池」があります。その魚を狙って、サギやタカなど多くの鳥がやってきます。 -
春と秋は近くの黒鳥山公園に桜を見に散策を行っています。
事業所の雰囲気
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午前中の待機時間に行っていただいています。利用者さんそれぞれ個性があり、同じ絵でも色、筆圧、濃淡などの違いが見られます。 -
月1度、ボランティアの方に紙芝居を行ってもらっています。 -
お誕生日の日にみんあでハッピーバースデーを歌い、写真の入ったお誕生日カードをお渡しします。
ブログやSNSへのリンク
https://kurotorisansou.jimdoweb.com/
https://blog.seesaa.jp/cms/
https://www.facebook.com/kurotori338140/