• 空き数/定員
  0/18人
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  （2018年08月31日時点）

グループホーム野のユリは、住宅を改装した建物で家庭的な雰囲気です。家が２つあり、それぞれ定員9名。共有のリビングルームと個室９室があります。入所された方のご家族の中には「（自宅の）おばあちゃんの部屋みたい！」と仰った方もみえました。家のような雰囲気なのですが、スタッフは利用者様のご様子、体調等を日々観察し、必要な支援をできるよう努めています。ピラティス、書道、歌唱（三味線に合わせて民謡、ギターに合わせて童謡、歌謡、またはアカペラで）、畑での野菜づくり、その他レクリエーション、日常の家事、活動など、できることをしていただきながら心身のお力を保っていただけるよう心掛けています。猫がおり、お好きな方は声をかけたりかわいがって下さっています。

認定訪問マッサージ師の訪問が週３回あります。他にピラティスの先生もマッサージやリハビリのリードをすることができるのでお願いしています。利用者様それぞれのお力に合わせて身体を動かしたり、マッサージをして機能を維持していただければと思います。美容師兼スタッフも週１回来所します。以前に比べて毛染め、パーマ、カットのご要望にもお応えしやすくなりました。

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入所一時金はありません。ひと月１１万円位から１２万円代です（介護保険料込）。オムツ代や病院代などの実費を施設がたてかえた場合は後で別にいただきます。住宅を改装したため、居室の広さが４種類あり（４畳半、６畳、８畳、１０畳）値段設定が異なります。和室と洋室があります。退所時は修繕費として居室代1か月分（３万8千円から4万円代）をいただきます。個室にベッド、カーテンは備え付けられています。

２０代から６０代まで幅広い年代の方が働いています。女性の方が多いですが、2０～5０代の男性もいます。資格の有無は問わずに採用されますので、個々のレベルに合わせて働きながら知識、技術を習得し、介護職員初任者研修、実務者研修、介護福祉士、ケアマネージャーの資格を取っていく方が複数みえます。穏やかに、その日の自分の持ち場でしっかり仕事をする方が多いです。利用者様とは、和やかな会話をしながらもよく観察し、必要な支援をできるよう心掛けています。申し送りを中心にスタッフ同士の情報のやり取りが行われ、連携に努めています。

現在の平均年齢は８３歳。市内で長くお暮しだった方が多く、ご家族の面会がおおむね月1回程度ある方が多いです。ホーム内でお過ごしのとき、食器洗いや洗濯物たたみをやってくださる方がおられます。高齢者の施設であり、心身共にお力はそれぞれですのでやれる範囲でご活躍いただいています。職員に対して「ありがとう」とお声をかけて下さる方が多く励みになっています。近所を散歩すると近所の畑の方と挨拶をするので顔なじみになり収穫物をいただくことがあります。買い物の荷物を持てる方は持ってくださいます。個人差はありますが、中には入所後に要介護度が軽くなる方がみえます。入所前にご自宅や病院で一時的に強まってしまった混乱が、ホームで似たような状況（認知症、年齢や習慣等）の方々と共同生活を送るうちに落ち着いてくることがあります。