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  （2020年12月13日時点）

ハード面では従来型の４人部屋の施設ですが、大規模なリフォーム工事を行い、１部個室化とグループケアに取り組んでおり、集団処遇からは脱却しています。ソフト面では、お年寄り一人ひとりの生活を支援しながら、特に認知症の方への対応に力を入れています。入居者の人権が確立され、不安や悲しみに寄り添うケアを行っています。職員がすべてを支援するのではなく、お年寄り同士の結びつきに着目したパートナーケアを目指してしています。

「誕生日勤務」というものがあり、主に誕生日の月に半日ほど担当職員が付き添い、外出しています。行き先はご本人の生活歴を参考に、本人さんやご家族と相談して決定されます。自宅やお墓参り、馴染みの場所へと出かけられた際のお顔は、施設の中では見たことのない何とも言えない良い表情をされています。職員もまたは行動を共にし、その感動に触れることで、その方に対する見方も接し方も変わってきます。サービスの質と職員の日々のモチベーション向上につながっています。

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包括支援センター、ヘルパー、訪問入浴、デイサービス、ショートステイの事業所を併設し、常に連携をとりながら在宅生活を支えています。隣地には福祉ホーム、シルバーハウジングもあり、地域福祉の拠点となっています。

お年寄りからはなるべくお金を頂かない方針で長年運営しています。必要最低限の部分のみ設定しています。

長年、介護福祉士の有資格者を多く配置しております。身寄りの無い方や困難事例を積極的に受け入れており、職員の福祉に対する意識が高く、認知症ケアへの理解も深いのが特色です。近年は資格取得に向けての研修にも力を入れています。福利厚生もしっかりしているので、若い職員は一人暮らしが多いです。仕事と家庭生活を上手く両立させて、気持にゆとりを持ち、お年寄りに優しく丁寧な対応を目指しています。

お年寄りを身体や精神状態で評価して分けることはしていません。多少のトラブルはありますが、「お互い様」の考え方で、どうしたらみんなで暮らしていけるかを一緒に考えて、弱い方を排除せずに守っていきますので、特に認知症のお年寄りには優しい環境だと思います。近所に大型スーパーや競艇場もあり外出もし易く、自由な環境を提供しています。長年暮らしている方もおり、入居者懇談会などからお年寄りからの意見を反映しています。