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  （2023年08月25日時点）

法人の介護理念「すべては利用者様のために」を実現するための３つの介護理念（①見つけます。一人ひとりその人らしさ、②大切にします。相手の気持ち今日という日、③深めます。専門知識、生活支援技術）を掲げ、実現に向け、介護計画書の立案やサービス提供の際に、常に、念頭に入れ実施できるよう努めている。また、事業所の運営理念「共に思いやる心」は、職員と入居者様はもちろん、入居者様どうしの生活についても実施できるよう、サービス提供や言葉がけの際の基本にしている。介護理念と運営理念は、毎朝の復唱により、職員が自覚できるよう努めている。

職員の資質向上に向けた法人内研修の充実を図っている。従来のテーマごとの研修（感染症、認知症、リスクマネジメント等）に加え、新人研修は入社時及び６か月後に実施するフォローアップ研修の年２回、外部講師による経験年数別の生活支援技術研修、評価基準に則した研修、外部講師によるチーフ・副主任クラスの研修に取り組んでいる。年間を通じ、全職員がいずれかの研修に参加できるよう配慮している。そのほか、法人内での接遇研修のほか、外部講師による虐待研修、記録の記入方法等多岐にわたる研修を実施している。

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年齢的には人生経験がある職員構成となっており、特に年齢が高い職員はより入居者様の価値観に近く、同じ時代を過ごしてきたことによる日常会話を提供できる。比較的、経験年数が３年以上の職員が多く、多くの認知症の入居者様に対応した経験も有しているため、周辺症状の対応方法についての意見交換ができる。日常生活支援の際に日頃の生活経験をもとに、支援ができる。30～40代の職員は、入居者様の話を新鮮な話題として聞くことで「教えていただく」という観点からでの支援が可能である。

蒲郡市は、概ね大塚、三谷、塩津、形原、西浦地区に分かれ、それぞれが地元意識が強く、同地区の出身であることやそこに住んだことがあると分かると、親近感を得る様子が見受けられる。海と山が近く伝統的な祭りも盛んに行われており、地域愛を感じられる。もともと漁業や繊維産業に従事していた家が多く、女性も家内工業で縫製をされていた方や接客業に携わっていた方、みかん農家の方が多いため、ざっくばらんな性格である一方、年金額が少ない方が多い。