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愛知県

特別養護老人ホーム 結いの郷

サービスの内容に関する写真
記入日:2023年08月21日
介護サービスの種類
地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
所在地
〒480-0102 大字高雄字郷東312番地 
連絡先
Tel:0587-91-0080/Fax:0587-92-2600
※このページは事業所の責任にて公表している情報です。

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空き人数

  • 空き数/定員
    0/0人
  • 定員0人中、現在の空き数0人です。
    (2023年08月21日時点)

サービスの内容に関する自由記述

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サービスの質の向上に向けた取組

結いの郷は、東海地区に所在の複数の特別養護老人ホームが加入する『ユニットイン東海』に参加をしています。
活動内容には介護職員部会・看護職員部会・栄養士部会・施設長部会等があり、様々な職種職責において、『そこに住まう方々の暮らしの継続支援』という理念を近しくする多事業所等との情報交換や、共同研修を通じ、日々学びを深めています。
また、愛知・岐阜・三重・静岡・山梨・福井等の多府県の事業所が集まり『ユニットケア実践』を愚直に目指す自主的研究会『ユニットケア実践塾』の事務局を務め、4回/年の定例研究会や、2回/年の特別会の運営を担い、『ほんとうのユニットケアとは?』をテーマに学びの場を持ちます。

他にも、結いの郷 開設以来、自事業所が取り組む『ユニットケア実践の検証』を目的に、『気付きを築くユニットケア全国実践者セミナー』にも毎年参加し、2,013年度(第13回),2014年度(第14回),2015年度(第15回)では実践報告を行いました。
2014年度(第14回)では、特別養護老人ホーム 結いの郷,特別養護老人ホーム 結いの郷 小牧(2014年4月開設)の報告が、2015年度(第15回)では特別養護老人ホーム 結いの郷 小牧の報告が、『印象に残る10選』に選ばれました。

一般社団法人 日本ユニットケア推進センターが開催する『ユニットケア研修フォーラム』にも毎年参加させて頂き、新たな刺激と可能性を模索します。
こうした取り組みから、平成27年度には、『新規ユニットリーダー研修/実地研修施設認定調査』に応募をし、結果、初回の挑戦にして『指定可』を頂くことができました。
平成28年度からは、地域密着型特別養護老人ホームとしては日本で一番最初の実地研修施設として、微力ながら、ユニットリーダー養成の一助を担わせて頂いています。

取組に関係するホームページURL

賃金改善以外で取り組んでいる処遇改善の内容

入職促進に向けた取組
  • 法人や事業所の経営理念やケア方針・人材育成方針、その実現のための施策・仕組みなどの明確化
  • 事業者の共同による採用・人事ローテーション・研修のための制度構築
  • 他産業からの転職者、主婦層、中高年齢者等、経験者・有資格者等にこだわらない幅広い採用の仕組みの構築
  • 職業体験の受入れや地域行事への参加や主催等による職業魅力度向上の取組の実施
資質の向上やキャリアアップに向けた支援
  • 研修の受講やキャリア段位制度と人事考課との連動
  • エルダー・メンター(仕事やメンタル面のサポート等をする担当者)制度等導入
  • 上位者・担当者等によるキャリア面談など、キャリアアップ等に関する定期的な相談の機会の確保
両立支援・多様な働き方の推進
  • 職員の事情等の状況に応じた勤務シフトや短時間正規職員制度の導入、職員の希望に即した非正規職員から正規職員への転換の制度等の整備
  • 有給休暇が取得しやすい環境の整備
  • 業務や福利厚生制度、メンタルヘルス等の職員相談窓口の設置等相談体制の充実
腰痛を含む心身の健康管理
  • 介護職員の身体の負担軽減のための介護技術の修得支援、介護ロボットやリフト等の介護機器等導入及び研修等による腰痛対策の実施
  • 事故・トラブルへの対応マニュアル等の作成等の体制の整備
生産性向上のための業務改善の取組
  • タブレット端末やインカム等のICT活用や見守り機器等の介護ロボットやセンサー等の導入による業務量の縮減
  • 高齢者の活躍(居室やフロア等の掃除、食事の配膳・下膳などのほか、経理や労務、広報なども含めた介護業務以外の業務の提供)等による役割分担の明確化
  • 業務手順書の作成や、記録・報告様式の工夫等による情報共有や作業負担の軽減
やりがい・働きがいの醸成
  • ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の介護職員の気づきを踏まえた勤務環境やケア内容の改善
  • 地域包括ケアの一員としてのモチベーション向上に資する、地域の児童・生徒や住民との交流の実施
  • 利用者本位のケア方針など介護保険や法人の理念等を定期的に学ぶ機会の提供
  • ケアの好事例や、利用者やその家族からの謝意等の情報を共有する機会の提供

併設されているサービス

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保険外の利用料等に関する自由記述

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従業員の情報

  • 従業員の男女比

  • 従業員の年齢構成

従業員の特色に関する自由記述

~ノーマライゼーションの具現化~ その人らしい生き方を この法人理念に共感を以て、生活援助員(結いの郷では職員:介護士・看護師・生活相談員・計画作成担当者全ての職種を「生活援助員」と呼びます。)が日々真摯にお年寄りの暮らしを支えています。
私たち生活援助員は、①意思決定を大切にします。 ②いまなお輝く能力(チカラ)を大切にします。 ③最期まで ご家族と共に寄り添います。 ④その人の暮らしを大切にします。の運営方針に則り、おひとりおひとりのお年寄りに向き合わせて頂くことを重要と考えています。そのため私たち生活援助員は、以下の援助支援指針を大切に日々の職務にあたります。
①職員は、その職種を問わず、支援員と呼びます。
②生活支援の基本は待つことから始まります。動き出しは入居者から。ADLにおいても、IADLにおいても、「お年寄りのいまなお輝く能力(チカラ)を大切に」先ずは支援の手を控え、さり気なく待ちます。
③入居者と共に食事をし、ゆったりとしたペースで関わります。
④結いの郷は、そこに住まうお年寄りの「暮らしの場」です。施設、職員都合の日課をつくりません。できる限りは「入居者都合の生活、暮らし」に支援員が合わせましょう。
⑤緊急時以外は、走らず、穏やかに歩きます。
⑥誰かとお話をさせて頂く際は、必ず視線の高さを合わせます。立っている方には立ち、イス座の方には、イスに座り、床座の方には床座でお話をします。
⑦誰かとお話をさせて頂く際は、場の雰囲気を乱さぬよう、穏やかにお話をします。
⑧入居者を中心とした会話をします。支援員同士の会話は控えましょう。職務上必要がある場合は、場をわきまえ、少し控えた場所を選びましょう。
⑨そこに住まう方々を総称するとき、「入居者」、「お年寄り」とお呼びします。「利用者」でもなければ、「入所者」でもありません。
⑩そこに住まう方々を呼称するとき、また、お話をさせて頂く際には「名字、フルネーム」でお呼びします。ご本人やご家族の意向があり、「名字、フルネーム」がどうしてもそぐわない場合は、担当者会議を経てケアプラン上にて呼称を確認します。
⑪そこに住まう方々のお部屋に入らせて頂く際には、必ずノックをします。その後に戸を少しだけ開け、了承を得ます。了承を得られなければ、様子を伺い、配慮を以て入室します。
⑫Tシャツ短パン姿で脱衣浴室以外に出ません。着替えるか、用意の作務衣を羽織ります。
⑬それぞれの気付きを大切にしましょう。
⑭入居者の排泄リズムを大切にした支援に最大限の配慮をします。
⑮会話や記録に専門用語は使用しません。
⑯全体一律的行事は行わず、できる限り「地域の行事に参加」します。
最期に勿論のこと、緊急やむを得ない場合を除いては、一切の身体拘束及び行動制限並びに、これに類する行為は行いません。

利用者の情報

  • 利用者の男女比

  • 利用者の年齢構成

利用者の特色に関する自由記述

結いの郷は、そこに住まう「お年寄り皆さんの家」。そして、そこにあるのは「お年寄り皆さんの暮らし」です。
入居者の皆さんは、「それぞれの暮らし」と「暮らしの中で共有する場面」を営んでいらっしゃいます。
朝起きる時間は、人それぞれ。朝食を食べられる時間も皆さんそれぞれ。朝食後の時間の過ごし方もそれぞれです。ですから朝食の時間が決まっていません。
朝食の準備を自らされる人、近しい他の入居者の分まで準備される人。一人で静かに食べる人、皆で会話を楽しみながら食べる人、様々です。
また、自ら上手に食べることができない方の食事を手伝われる方、そしてその光景を見守る方もいらっしゃいます。
食後、飲むべき薬を互いに確認し合うお年寄りの姿があります。
自らの食器を下げ、自らで洗われる人、また他の近しい入居者の分まで洗われる人、「できんで、ごめんね~」と見守られるお年寄りもいらっしゃいます。
お風呂の曜日や時間は固定されていません。いつ入るか援助員と相談しながら、好きなように決め、好きなタイミングで入ります。援助員にマンツーマンで付き添われ、お一人ずつゆっくり入ります。
お一人ずつお湯を変えますので、湯量・湯加減共にお好みで楽しむことができます。
午前中の過ごし方も人それぞれ。お部屋で休まれる人、お風呂に行かれる人、喫茶でコーヒーを飲まれる人、ご家族と出掛けられる人、部屋の掃除片付けをされる人、様々です。
お年寄り同士、トランプや花札を楽しまれます。パブリックスペース(共有空間)で映画を楽しまれます。中庭でお抹茶を点てて愉しまれます。複数人で観劇会に出掛けます。夜には居酒屋でお酒を嗜まれます。
結いの郷は、そこに住まう「お年寄り皆さんの家」。そして、そこにあるのは「お年寄り皆さんの暮らし」です。
ですから特別なことはありません。
ただただ、ご自宅で暮らしていた時と同じように『あたりまえの日常を、あたりまえに自分たちで決め、あたりまえにできる限り自分のことは自分で行い、足らずの部分を手伝ったり、手伝われたり…』暮らしています。