21. 地域密着型介護老人福祉施設入居者生活介護(地域密着型特別養護老人ホーム)
● どのような施設か
- ①平均的な入所日数
- 平均的な入所日数は、A施設は608日に対し、B施設は1,008日です。
- ②居室-個室か相部屋か、広さも確認
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- 地域密着型介護老人福祉施設は、居室の定員が1名または2名とされています。居室は個室か、相部屋か、また広さも確認しておきましょう。
- ユニット型介護老人福祉施設は、施設の全部が、少数の居室と、その居室に近接して設けられている共同生活室において生活が営めるようになっています。
- ③介護サービスの内容
- A施設はリハビリを実施していますが、B施設は実施していません。
- ④看取り介護の実施
- 看取りを実施しているかどうかは、「看取り介護の実施(介護報酬の加算)の有無」をみると確認できます。A、B施設いずれも行っていません。
● 費用は、どのぐらいかかるのか
- ⑤介護給付以外の費用-食費、居住費、日常生活費など
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- A、B施設ともに食費は1日、1,380円と設定されています。
- A、B施設ともに個室の費用(光熱費+室料)は1日1,970円です。
- 日常生活費や理美容代も確認しましょう。
● 介護等を担うのは、どのような人か
- ⑥看護・介護職員1人当たりの入所者数
- 看護職員、介護職員1人が担当している入所者数は、A施設1.4人に対し、B施設2.23人です。担当する利用者は少ないほど手厚い介護が受けられることにつながります。
- ⑦介護職員数、介護職員の前年度退職者数 ⑧介護職員の資格
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- 常勤の退職者数とその割合:A施設ゼロ、B施設14人中3人(21.4%)。
- 常勤の介護福祉士数とその割合:A施設18人中8人(44.4%)、B施設14人中8人(57.1%)。
- 介護支援専門員:A、B施設ともに1人います。
- ⑨介護業務に従事した介護職員の経験年数
- 介護業務に従事した経験年数が5年以上の常勤の介護職員数をみると、A施設は18人中8人(44.4%)ですが、B施設は14人中5人(35.7%)です。
- ⑩夜間看護・介護職員数、看護職員数、管理者の資格
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夜間勤務の介護職員や看護職員数を確認しましょう。管理者の資格も参考になります。
A地域密着型介護老人福祉
施設入居者生活介護B地域密着型介護老人福祉
施設入居者生活介護事業の開始年月日 年 月 日 年 月 日 入所者数(定員) 28人(28人) 29人(29人) 平均的入所日数(①) 608日 1,008日 居室の状況(②) 個室 個室 室数 28室 38室 面積 15.77㎡ 13.63㎡ ユニット型居室の有無(②) あり あり 介護サービスの内容(③) リハビリ実施 リハビリなし リハビリ
A:実施 B:なし介護サービスの内容(③) リハビリ実施 リハビリなし リハビリ
A:実施 B:なし看取り介護の実施(④) なし なし 介護給付以外のサービスの費用(理美容代等略)(⑤) 食費:1,380円/日
居住費:1,970円/日
日常生活費:居室内でのテレビ等の電気使用料金実費食費:1,380円/日
居住費:1,970円/日
日常生活費:実費看護・介護職員1人当たり入所者数(⑥) 1.4人 2.23人 入所者数/看護・介護職員
A:1.4人 B:2.23人看護・介護職員1人当たり入所者数(⑥) 1.4人 2.23人 入所者数/看護・介護職員
A:1.4人 B:2.23人介護職員数
(常勤換算)(⑦)常勤18人 非常勤5人
(20.6人)常勤14人 非常勤2人
(14.6人)前年度退職者数(⑦) 常勤0人 非常勤0人 常勤3人 非常勤1人 退職者・常勤
A:ゼロ B:3人前年度退職者数(⑦) 常勤0人 非常勤0人 常勤3人 非常勤1人 退職者・常勤
A:ゼロ B:3人介護職員資格(延べ人数)(⑧) 常勤 非常勤 常勤 非常勤 介護福祉士 8人 1人 8人 0人 実務者研修 0人 0人 0人 0人 介護職員初任者研修 4人 0人 5人 2人 介護支援専門員 1人 0人 1人 0人 介護業務に従事した経験年数(⑨) 常勤 非常勤 常勤 非常勤 1年未満 3人 0人 2人 0人 1~3年未満 5人 5人 3人 1人 3~5年未満 2人 0人 4人 0人 5~10年未満 8人 0人 5人 1人 10年以上 0人 0人 0人 0人 夜間看護・介護職員数(最少時)(⑩) 2人 2人 看護職員数(⑩) 常勤3人 常勤2人 その他の職員の数(生活相談員等略)(⑩) 医師(非常勤)1人
栄養士(常勤)1人医師(非常勤)1人
栄養士(常勤)1人管理者の資格(⑩) 介護支援専門員、社会福祉士 なし ※事業所を比較するには「このホームページの使い方(5章 事業所を比較したい)」をご参照ください。
● 利用者の意見の把握、第三者評価等の実施状況
- ⑫利用者の意見等を把握する取組み
- A、B施設ともに、利用者の意見等を把握する取組みがありますが、結果は開示していません。
- ⑬第三者評価等の実施状況
- A、B施設いずれも、第三者評価を受けていません。
● 従業者の資質向上に向けた研修等の実施、介護キャリア段位制度の取組み
- ⑭従業者の資質向上に向けた研修等の実施
- A施設は従業者の資質向上に向けた研修等を実施し公表していますが、B施設は記載がありません。
- ⑮介護キャリア段位制度の取組み
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A施設は、介護キャリア段位制度に取り組んでいますが、B施設は取り組んでいません。
A地域密着型介護老人福祉
施設入居者生活介護B地域密着型介護老人福祉
施設入居者生活介護運営推進会議(延べ参加者数)(⑪) 2か月に1回(90人)
○入居者及び待機者の状況について
○ショートステイの利用状況について
○施設での取り組み状況について
○認知症対応型通所介護の利用状況について開催なし 運営推進会議
A:あり B:なし運営推進会議(延べ参加者数)(⑪) 2か月に1回(90人)
○入居者及び待機者の状況について
○ショートステイの利用状況について
○施設での取り組み状況について
○認知症対応型通所介護の利用状況について開催なし 運営推進会議
A:あり B:なし利用者の意見等を把握する取組み(⑫) あり
開示なしあり
開示なし第三者評価等の実施状況(⑬) なし なし 事業所で実施している従業者の資質向上に向けた研修等の実施状況(⑭) ○毎月1回施設内研修を実施
○適時、外部研修に参加記載なし 介護キャリア段位制度の取組み(⑮) あり なし 介護キャリア段位
A:実施 B:なし介護キャリア段位制度の取組み(⑮) あり なし 介護キャリア段位
A:実施 B:なし※事業所を比較するには「このホームページの使い方(5章 事業所を比較したい)」をご参照ください。
- 利用者の希望に基づく「特別な食事の費用」を徴収する施設があります。
A施設は「入居者のご希望に基づいて特別な食事を提供します」、B施設は「なし」とあります。 - 特別な居室の費用を徴収する施設があります。A、Bとも「なし」と記載。
- 「 介護サービスの内容等」という項目をみると、「看取り介護の実施(介護報酬の加算)の有無」以外にも、「精神科医師による月2回以上の療養指導の実施(介護報酬の加算)の有無」、「在宅復帰支援(介護報酬の加算)の有無」等が公表されています。これらのサービスを受けるには、介護サービス利用料の自己負担額とは別に定められた金額が加算されます。
- 協力病院や協力歯科医療機関も確認できます。
- 個室にトイレはあるか、車いす対応のトイレかどうかも公表されています。
- 1人用の浴槽、大浴槽、特殊浴槽、リフト浴の有無と数も公表されています。